到達目標
(1) 高分子材料の合成法、分子量分布、化学構造を設計することにより様々な機能性が発現されていることが理解できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | (1) 高分子材料の合成法、分子量分布、化学構造を設計することにより様々な機能性が発現されていることを理解し、説明できる。 | (1) 高分子材料の合成法、分子量分布、化学構造を設計することにより様々な機能性が発現されていることを理解できる。 | (1) 高分子材料の合成法、分子量分布、化学構造を設計することにより様々な機能性が発現されていることを理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
高分子材料は、金属材料・セラミックス材料と共に私たちの社会・生活を支えている。生命体においても、タンパク質・DNA・セルロース・デンプンなど天然高分子としてなくてはならないものである。化学構造を設計することで様々な機能性を発現し、いろいろな分野で利用されている。高分子材料を理解する。
授業の進め方・方法:
教科書の各章を7~8回の講義で進める。高分子材料を基礎から眺め、構造と機能性の関係を理解する。
注意点:
2,3年生の有機化学を基礎としていることから、各自復習をしながら学習すること。【評価方法と評価基準】中間試験(100点)と期末試験(100点)で評価し平均60点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
シラバスの説明、コンビニエンスな高分子 |
高分子材料化学の基礎として、身の回りの高分子物質を説目できること。
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2週 |
コスメティックな高分子 |
高分子材料化学の基礎として、身の回りの高分子物質を説明できること。
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3週 |
高分子の合成(1) |
付加重合などの基本的な合成方法を説明できること。
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4週 |
高分子の合成(2) |
ラジカル付加重合方法を説明できること。
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5週 |
高分子の合成(3) |
ラジカル共重合などの基本的な合成方法を説明できること。
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6週 |
高分子の合成(4) |
ラジカル共重合などの基本的な合成方法を説明できること。
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7週 |
高分子の合成(5) |
イオン付加重合などの基本的な合成方法を説明できること。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
中間試験返却と解説 |
中間試験の返却と解説、金属配位錯体を用いた重合
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10週 |
高分子の合成(6) |
イオン付加重合などの基本的な合成方法を説明できること。
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11週 |
高分子の合成(7) |
イオン付加重合などの基本的な合成方法を説明できること。
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12週 |
分子量と分子量分布(1) |
高分子の分子量測定法と分子量分布があることを説明できること。
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13週 |
分子量と分子量分布(2) |
高分子の分子量測定法と分子量分布があることを説明できること。
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14週 |
高分子の構造と性質 |
高分子の構造と性質の関係を説明できること。
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15週 |
成型方法 |
プラスチックや繊維などへの成形方法を説明できること。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 80 |
専門的能力 | 20 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 0 |