到達目標
化学に関連した問題の解決方法を学習し、情報化学について理解することを目標とする。1年次の情報処理の履修を踏まえて、コンピュータ支援の化学問題解決の高度な知識と技術を習得させる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 情報化学について、応用的な問題の解決方法を構築できる | 情報化学について、基本的な問題の解決方法を構築できる | 情報化学について、基本的な問題の解決方法を構築できない |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
JABEE JA3
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JABEE JB2
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JABEE JB3
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JABEE JC5
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JABEE JE2
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教育方法等
概要:
インターネット時代に適応した化学におけるコンピュータ利用を実践できる能力を育成する。化学に関連した問題の解決方法を学習し、情報化学について理解することを目標とする。1年次の情報処理の履修を踏まえて、コンピュータ支援の化学問題解決の高度な知識と技術を習得させる。
授業の進め方・方法:
本科目は学修単位科目である。従って、授業においては、情報化学に関する講義と演習を行い、さらに、授業外学修のための課題(予習復習、授業内容に関する調査・考察)を課す。
教科書に沿って講義と演習を行う。
注意点:
環境生産システム工学プログラム:JA3(), JB2(◎), JB3(○), JC5(), JE2()
関連科目:計測制御(本科5年)
評価方法:授業外学修による課題20%、授業内容に関する試験(中間・期末)を80%で評価する。学年成績は前期と後期の平均とする。合格点に満たない場合は、課題の追加提出および再試験を実施し、成績評価を行い、この評点は60点とする。
評価基準:学年成績60点以上
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業概要、ガイダンス、情報化学の分類 |
情報化学の分類が理解できる
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2週 |
コンピュータ化学の総説 |
コンピュータ化学の概念、インターネット革命、化学におけるコンピュータ手法に関して理解できる
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3週 |
情報倫理 |
ネットワーク社会の問題点、情報セキュリティポリシーの策定に関して理解できる
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4週 |
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情報の保護とプライバシーに関して理解できる
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5週 |
インターネットによる情報学 |
インターネットと検索エンジンに関して理解できる
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6週 |
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化学文献とデータベースに関して理解できる
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7週 |
化学情報学 |
化学構造の表記法に関して理解できる
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
試験返却、Excelによる問題解決 |
Excelのプラットフォームに関して理解できる
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10週 |
Excelによる問題解決 |
行列と連立方程式を解ける
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11週 |
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統計処理を実行できる
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12週 |
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微分積分と方程式の解を導くことができる
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13週 |
化学統計学 |
回帰分析を行うことができる
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14週 |
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多変量統計解析とパターン認識を行うことができる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
期末試験返却、前期まとめ |
前期まとめ
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後期 |
3rdQ |
1週 |
化学グラフィックス |
VBAマクロによるグラフィックスを実行できる
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2週 |
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VBAマクロによるグラフィックスを実行できる
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3週 |
分子モデリング |
分子科学計算、分子設計を理解できる
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4週 |
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分子モデリングを理解できる
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5週 |
シミュレーション |
乱数に関して理解し発生させることができる
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6週 |
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モンテカルロ法に関して理解し実行できる
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7週 |
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微分量のシミュレーションに関して理解し実行できる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
中間試験返却、シミュレーション |
振り子運動のシミュレーションに関して理解し実行できる
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10週 |
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シミュレーションによるコロイドおよび界面に関して理解し実行できる
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11週 |
化学計測 |
化学センシングに関して理解できる
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12週 |
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インターフェースに関して理解できる
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13週 |
教育工学 |
コンピュータ支援学習に関して理解できる
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14週 |
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インターネット学校に関して理解できる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験の返却と解説,後期のまとめ |
後期のまとめ
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |