到達目標
高分子の基礎およびその材料設計について理解できること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 高分子の基礎およびその材料設計の知識を充分に習得できている | 高分子の基礎およびその材料設計の知識を習得できている | 高分子の基礎およびその材料設計の知識を習得できていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
高分子材料は使用するモノマーや生成した高分子の構造によって様々な機能を発現すため、多くの分野で使用されている。この授業を通して高分子の基礎や、いろいろな高分子材料の設計方法をわかりやすく解説する。
授業の進め方・方法:
配布資料に基づき講義を行う。
注意点:
この科目は、学修単位A(15時間の授業で1単位)の科目である。ただし、授業外学修の時間を含む。
環境生産システム工学プログラム:JB3(◎)
関連科目:高分子化学、有機・高分子材料
評価方法:総合成績は後期中間・期末の2回の試験の平均で評価する。最終成績が59点以下の学生には再試験あるいはレポート提出(レポートは最大10点までの加点とする)を課す。ただし上限を60点とする。
評価基準:学年成績60点以上
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
シラバスの説明・高分子の説明 |
高分子について理解できる
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2週 |
高分子の性質、構造、測定方法 |
高分子の性質、構造、測定方法を理解できる
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3週 |
高分子の熱的性質、力学的性質 |
高分子の熱的性質、力学的性質について理解できる
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4週 |
高分子の重合法①(イオン重合、ラジカル重合、逐次重合) |
イオン重合、ラジカル重合について理解できる
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5週 |
高分子の重合法②(逐次重合) |
逐次重合について理解できる
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6週 |
化学反応による新しい高分子の合成① (生成した高分子の化学修飾) |
生成した高分子の化学修飾について理解できる
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7週 |
化学反応による新しい高分子の合成② (架橋反応、分解反応、光反応) |
架橋反応、分解反応、光反応について理解できる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
試験の返却・解説 |
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10週 |
強い高分子(エンジニアリングプラスチック、カーボンファイター) |
エンジニアリングプラスチック、カーボンファイターについて理解できる
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11週 |
働く高分子①(衣料材料、感光性、導電性高分子、電池、燃料電池) |
衣料材料、感光性、導電性高分子、電池、燃料電池について理解できる
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12週 |
働く高分子②(光学材料、イオン交換樹脂、高分子膜、GPC、高吸水性材料、高分子触媒、高分子微粒子) |
光学材料、イオン交換樹脂、高分子膜、GPC、高吸水性材料、高分子触媒、高分子微粒子について理解できる
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13週 |
かしこい高分子(圧電性高分子、熱、光に応答する高分子) |
圧電性高分子、熱、光に応答する高分子について理解できる
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14週 |
生体高分子(タンパク質、多糖類、核酸) |
タンパク質、多糖類、核酸について理解できる
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15週 |
生体材料高分子、人工臓器、薬物送達システム、生分解性高分子 |
生体材料高分子、人工臓器、薬物送達システム、生分解性高分子について理解できる
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 後期中間試験 | 後期期末試験 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 30 |
専門的能力 | 20 | 50 | 70 |