反応工学

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 反応工学
科目番号 0159 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 草壁克己・増田隆夫「反応工学」三共出版
担当教員 加藤 敏

到達目標

化学反応速度論・化学平衡論・物質収支論などの諸原理を適用して,化学プロセスにおける物質の変化を最も合理的・経済的に行わせるために必要な装置設計とその操作条件を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1反応工学の応用的な計算ができる反応工学の基礎的な計算ができる反応工学の基礎的な計算ができない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
化学プロセスはエネルギー・資源の有効活用や省資源・再利用などの循環型社会を意識しなければならない。化学反応速度論・化学平衡論・物質収支論などの諸原理を適用して,化学プロセスにおける物質の変化を最も合理的・経済的に行わせるために必要な装置設計とその操作条件を理解する。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に講義を進めるが,その不足部分は国内外の専門書を参考にしてプリント等で補う。科目の性質上,演習が必要不可欠なので随時演習問題を課し,内容の理解度を見ながら講義を進め,適時クイズなどを行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明,分離の基礎 分離の原理と方法が理解できる
2週 蒸留 気液平衡が理解できる
3週 蒸留 単蒸留の設計が理解できる
4週 蒸留 単蒸留の設計が理解できる
5週 蒸留 連続蒸留塔の設計が理解できる
6週 蒸留 連続蒸留塔の設計が理解できる
7週 中間試験
8週 試験の返却と解説,ガス吸収 ガスの溶解度が理解できる
2ndQ
9週 ガス吸収 吸収速度が理解できる
10週 ガス吸収 回分吸収の設計が理解できる
11週 ガス吸収 連続吸収装置の設計が理解できる
12週 ガス吸収 連続吸収装置の設計が理解できる
13週 ガス吸収 連続吸収装置の設計が理解できる
14週 ガス吸収 連続吸収装置の設計が理解できる
15週 期末試験
16週 試験の返却と解説,前期のまとめ 前期のまとめ
後期
3rdQ
1週 液液抽出 液液平衡が理解できる
2週 液液抽出 単抽出の設計が理解できる
3週 液液抽出 多回抽出の設計が理解できる
4週 液液抽出 多回抽出の設計が理解できる
5週 最近の分離工学 最近の分離工学が理解できる
6週 最近の分離工学 最近の分離工学の応用が理解できる
7週 中間試験
8週 試験の返却と解説,調湿と乾燥 湿り空気の性質が理解できる
4thQ
9週 調湿と乾燥 熱と物質の同時移動が理解できる
10週 調湿と乾燥 湿度図表とその使い方が理解できる
11週 調湿と乾燥 調湿操作と冷水操作が理解できる
12週 調湿と乾燥 調湿操作と冷水操作が理解できる
13週 調湿と乾燥 乾燥速度が理解できる
14週 調湿と乾燥 乾燥速度が理解できる
15週 期末試験
16週 試験の返却と解説,後期のまとめ 後期のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000