生理学

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 生理学
科目番号 0159 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「免疫」矢田純一著(東京化学同人) その他プリント
担当教員 上島 晃智

到達目標

(1)人の体を守る免疫の機構を理解し、さらにそれらを社会生活で役に立てられるような知識として持つことが出来ること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1人の免疫機能を説明でき、かつ実生活への応用を提案できる人の免疫機能を説明できる人の免疫機能を説明できない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
人間の生体防御機構を免疫機能を中心に理解できること。さらに、これらの知識をもとにAIDSの発症機構について解説し、その概要と問題点を把握できること。さらに、ホルモンのメカニズムについて基礎的な知識を習得できることを目標とする。
授業の進め方・方法:
教科書に基づいて講義を進める。必要に応じて、プリントを配布し学生の理解の補助とする。具体的な演習問題も適宜行うことで、理論の具体性をもたせる。
注意点:
環境生産システム工学プログラム:JB3(○) JB1(◎)
関連科目:環境科学(本科5年)
評価方法:定期試験:80%, 課題レポートおよび講義中の質疑応答等:20%で評価する。最終成績が59点以下の学生には、再試験あるいはレポート提出(レポートは最大10点までの加点とする)を求め、上限を60点として評価する。
評価基準:総合評定60点以上で合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業概要、ガイダンス シラバスの説明、免疫の概論
2週 免疫システム 抗体の種類と働き
3週 抗体各論
4週 HLA抗原と骨髄移植
5週 移植と拒絶反応
6週 リンパ球と血液幹細胞
7週 感染に対する免疫機構の反応
8週 中間試験
4thQ
9週 試験の解説、がんと免疫・補体
10週 免疫不全 AIDS
11週 自己免疫と不妊
12週 ホルモン ホルモンの概要
13週 ホルモンの発現機構
14週 女性の性周期
15週 期末試験
16週 学習のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度・課題レポートポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力0000000
専門的能力80002000100
分野横断的能力0000000