概要:
大部分の土木,建築構造物は単一の材料で成り立っているのではなく,複数の材料を上手に組み合わせることによって形づくられている.そして,構造物の機能を損なわずに長く使用するためには,目的に適った材料選びが最初の関門となる.本講義を通して個々の材料の特性,品質規格やそれを裏付ける試験方法,メンテナンス手法を学習する.
授業の進め方・方法:
指定した教科書と自作教材とを併用して建設材料各論を解説する.
注意点:
正課は計4回の定期試験の成績各25%の合計100%で評価する.
また,課外評価としてコンクリート製品検定の成果を課外評価として成績に加味することがある.
成果は学年末時に所有している級によって評価し,初級3点,中級5点を上限とする.
なお,開講年度に初級を受検したが不合格だった場合は1点を上限とする.
【評価基準】
成績評価の上限は100点とし,正課と課外評価の合計が60点以上であれば合格とする.
課外評価の対象は評価基準の上限に達していない受講者とする.
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | 材料に要求される力学的性質及び物理的性質に関する用語、定義を説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
| 鋼材の種類、形状を説明できる。 | 4 | 後3,後4 |
| 応力-ひずみ関係、降伏応力、引張強度、弾性係数に関する鋼材の力学的性質を説明できる。 | 4 | 後3,後4,後9,後10 |
| セメントの物理的性質、化学的性質を説明できる。 | 4 | 前2,前3 |
| 各種セメントの特徴、用途を説明できる。 | 4 | 前2,前3 |
| 骨材の含水状態、密度、粒度、実積率を説明できる。 | 4 | 前6,前7,前8,前10,前11 |
| 骨材の種類、特徴を説明できる。 | 4 | 前6,前7,前8,前10,前11 |
| 混和剤と混和材の種類、特徴を説明できる。 | 4 | 前4,前5 |
| コンクリートの長所、短所を説明できる。 | 4 | 後9,後10,後11 |
| フレッシュコンクリートのワーカビリティー、スランプ、空気量を説明できる。 | 4 | 後9 |
| 硬化コンクリートの圧縮強度、応力-ひずみ曲線、弾性係数、乾燥収縮を説明できる。 | 4 | 後10 |
| 硬化コンクリートの耐久性に関して、凍害、アルカリシリカ反応、中性化、塩害を説明できる。 | 4 | 後11 |
| 配合設計の手順を理解し、計算できる。 | 4 | 後12,後13,後14 |
| 建築系分野 | 材料 | 建築材料の種類や必要とされる性能及び使用事例を説明できる | 4 | 前12,前13,前14 |
| 木質材料の種類とその特質(力学的特性、耐久性など)について説明できる。 | 4 | 前12,前13,前14 |
| セメントやコンクリートの種類・特徴(強度、耐久性、調合など)について説明できる。 | 4 | 前2,前3,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
| その他の材料の種類・性質・使用上の注意について説明できる。 | 4 | 前14,後5,後6 |