国語Ⅱ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 国語Ⅱ
科目番号 0016 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『現代の国語』(東京書籍)『精選言語文化』(第一学習社)『入試漢字2600』(筑摩書房)
担当教員 大谷 貞徳

到達目標

(1)評論・小説・古文・漢文を的確に読み取り、何がどのように書かれているかを説明できる。
(2)書かれている内容について理解したうえで、自分の意見を理由を挙げて述べることができる。
(3)他者の文章の背景となる知識や考え方を的確にとらえ、理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1評論・小説・古文・漢文を的確に読み取り、何がどのように書かれているかをわかりやすく説明できる。評論・小説・古文・漢文を読み取り、何がどのように書かれているかを指摘できる。評論・小説・古文・漢文を的確に読み取れず、何がどのように書かれているかを理解できない。
評価項目2書かれている内容について理解したうえで、自分の意見を理由を挙げて述べることができる。書かれている内容について理解しており、自分の意見を述べようとしているが、なぜそう考えたか説得性に欠ける。書かれている内容について理解できず、自分の意見を持つことができない。
評価項目3他者の文章の背景となる知識や考え方を的確にとらえ、理解しようとしている。他者の文章の背景となる知識や考え方があることについて気づき、興味関心を持っている。他者の文章の背景となる知識や考え方をとらえることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RC2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この授業では、標準的な評論・小説・古文・漢文を分析的に読み取り、自らの知識や思考を深めていくことを目的とする。また、筆者/作者が何をどのように表現しているかを知り、他者の文章の表面上の意味だけではなく、その背景にある知識や考え方についても理解することを目指す。
授業の進め方・方法:
教員による講義形式を基本とするが、ペア/グループワークや小レポート作成など、意見を発表したり、書いたりする機会も設ける。また、各単元で小レポートを作成し、教室内で議論を行う。
注意点:
評価方法とその割合は、中間・期末試験(60%)、漢字テスト(20%)、課題(20%)とする。
授業時には、上記に指定している教科書のほか、国語辞書を持って臨むこと。
後期期末試験後に成績不振者に対して再試験を実施する場合もある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
評論「真の自立とは」(1)
授業の流れ、授業の概要、目的を理解する。
本文を正確に読むことができる。
2週 評論「真の自立とは」(2) 現代社会における「できる」「できない」の構造とそれが人生に与える影響について説明できる。
3週 評論「真の自立とは」(3) 「自立」と「独立」の違いを説明できる。
4週 小説『城の崎にて』(1) 作品や作者の概要について説明できる。
本文を正確に読むことができる。
5週 小説『城の崎にて』(2) 本文を正確に読むことができる。
本文中に使用されている語句の意味を説明できる。
6週 小説『城の崎にて』(3) 「蜂」と「ねずみ」「いもり」のそれぞれの死の描写をまとめることができる。
7週 小説『城の崎にて』(4) 「自分(作者)」の死生観について、キーワードを用いて説明できる。
8週 小説『城の崎にて』(5) 小説のテーマについて理解し、説明できる。
2ndQ
9週 中間試験
これまでの授業の学習をまとめ、知識の定着度を確認する。
10週 中間試験解説
漢文復習
これまでの学習を振り返り、今後の課題をつかむ。
漢文の基本的なルールが説明できる。
11週 漢文「長恨歌」(1) 作品の概要を説明できる。
本文で取り上げるまでの内容を説明できる。
12週 漢文「長恨歌」(2) 本文を書き下し文に改め、音読することができる。
13週 漢文「長恨歌」(3) 本文の内容を句形に注意しながら正確に口語訳ができる。
本文の内容を説明することができる。
14週 手紙の書き方(1) 場面における手紙の書き方を理解し書くことができる。
15週 手紙の書き方(2) 場面における手紙の書き方を理解し書くことができる。
16週 授業内容の振り返り これまでの学習を振り返り、今後の課題をつかむ。
後期
3rdQ
1週 古文「源氏物語」(1) 『源氏物語』の文学史的位置づけについて説明できる。
本文を正しく音読できる。
2週 古文「源氏物語」(2) どのようなことが書いてあるのか正確に読み取り説明できる。
3週 古文「源氏物語」(3) 当時の文化的背景を説明できる。
成立当時に読まれていた多作品を踏まえた上で何を描こうとしたのかが説明できる。
4週 評論「人工知能はなぜ椅子に座れないのか」(1) 本文を正確に読むことがきる。
本文中に使用されている語句の意味を説明できる。
5週 評論「人工知能はなぜ椅子に座れないのか」(2) コミュニケーションに関する「クロード・エルウッド・シャノンらの考え方」を理解し整理できる。
6週 評論「人工知能はなぜ椅子に座れないのか」(3) 筆者が「『自らの人生を生きる』という行為」をなぜ人間や生物にのみ許された行為と考えるのか説明できる。
7週 評論「人工知能はなぜ椅子に座れないのか」(4) 筆者の主張したいことについて説明できる。
8週 中間試験 これまでの授業の学習をまとめ、知識の定着度を確認する。
4thQ
9週 中間試験解説 これまでの学習を振り返り、今後の課題をつかむ。
10週 小説「最後の一句」(1) 作者についてや作品が成立した背景について説明できる。
11週 小説「最後の一句」(2) 人物に着目し、誰がどのような考えを持っているのか説明できる。
12週 小説「最後の一句」(3) 作品で描いている主題について説明できる。
13週 古文「木曾の最期」(1) 『平家物語』の文学史的位置づけについて説明できる。
歴史的仮名遣いや音便に注意しながら正確に音読ができる。
14週 古文「木曾の最期」(2) 登場人物が置かれている状況について説明できる。
登場人物がどのような行動をしているか説明できる。
15週 古文「木曾の最期」(3) 何を描こうとしたのか理解し、説明できる。
16週 期末試験解説 これまでの学習を振り返り、今後の課題をつかむ。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要旨・要点をまとめることができる。3

評価割合

定期試験漢字テスト小レポート合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100
専門的能力0000
分野横断的能力000