地盤工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 地盤工学Ⅱ
科目番号 0105 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 「地盤工学」澤他(森北出版)
担当教員 樋口 直也

到達目標

時間をかければこの範囲に関する技術士1次試験問題を80%以上解答することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1時間をかければこの範囲に関する技術士1次試験問題を90%以上解答することができる.時間をかければこの範囲に関する技術士1次試験問題を80%以上解答することができる.時間をかけてもこの範囲に関する技術士1次試験問題を80%以上解答することができない.
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
構造物を直接的あるいは間接的に支える基礎地盤の性質を理解する.このために,①土に関する基礎科目である土質力学,および,②実際の構造物の設計に応用する地盤工学を系統的に理解する.
授業の進め方・方法:
座学を中心とした講義になるが,適宜,体験とプリント配布により理解度を深める.4年生以降で実施する実験実習内容との関連性や地盤防災工学への連続性を考慮して講義を進める.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明,土のせん断強さ
2週 土のせん断強さの概念
3週 地盤内応力の表示方法
4週 地盤内応力の表示方法
5週 モール・クーロンの破壊規準 土の破壊基準を説明できる。
6週 せん断試験 土のせん断試験を説明できる。
7週 地盤材料と土のせん断特性 土のせん断特性を説明できる。
8週 中間確認(試験)
2ndQ
9週 試験の返却・解説
主働土圧と受働土圧
10週 クーロン土圧
11週 ランキン土圧
12週 粘着力がある場合の土圧
13週 上載荷がある場合の土圧
14週 仮想背面
15週 総合演習 ランキン土圧やクーロン土圧を説明でき、土圧算定に適用できる。
16週 試験の返却・解説など
後期
3rdQ
1週 地盤内応力と接地圧
2週 自重による地盤内応
3週 点荷重による地盤内応
4週 線荷重による地盤内応
5週 帯状荷重による地盤内応
6週 その他の地盤内応力
7週 その他の地盤内応力 地盤内応力を説明できる。
8週 中間確認(試験)
4thQ
9週 試験の返却・解説
地盤の支持力
10週 浅い基礎の支持力
11週 浅い基礎の支持力
12週 深い基礎の支持力
13週 深い基礎の支持力
14週 群杭の支持力 基礎の種類とそれらの支持力公式を説明でき、土の構造物の支持力算定に適用できる。
15週 斜面防災 斜面の安定計算手法を説明でき、安全率等の算定に適用できる。飽和砂の液状化メカニズムを説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野地盤土のせん断試験を説明できる。5前6
砂質土と粘性土のせん断特性を説明できる。5前7
土の破壊基準を理解している。5前5
土のせん断試験について考察できる。5前6
土のせん断特性を説明できる。5前7
土の破壊規準を説明できる。5前5
土の異方性について説明できる。5前6
地盤内応力を説明できる。5後7
ランキン土圧やクーロン土圧を説明でき、土圧算定に適用できる。5前15
構造物に作用する土圧や地震時の土圧について説明できる。5前15
基礎の種類とそれらの支持力公式を説明でき、土の構造物の支持力算定に適用できる。5後14
基礎の種類や基礎の支持力について説明できる。5後14
ネガティブフリクションについて理解している。5後14
群杭の支持力について理解している。5後14
斜面防災について理解している。5後15
斜面防災について説明できる。5後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000