英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語Ⅳ
科目番号 0120 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 "Take a Stance: Discussing Today's Controvertial Issues 2"『データベース4500完成英単語・熟語』『即戦ゼミ11大学入試ベストポイント英語頻出問題740最新三訂版』
担当教員 藤田 卓郎

到達目標

(1) 日常的生活やまとまりのある話題に関する英文を読んだり聴いたりして理解できること。
(2) 日常的生活やまとまりのある話題に関して、まとまりのある内容を話したり書いたりできること。
(3) 日常的で基本的な語彙力と文法に加え、理系英語の基礎となる語彙・表現を取得すること。
(4) 多様な課題に取り組むことで、学習計画を立て、自主的に学習できる力を養うこと

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1辞書や文法等を活用しながら、与えられた全ての英文を読み、そのほとんどの内容について理解することができる。辞書や文法等を活用しながら、与えられたほとどんど英文を読み、その内容について大体理解することができる。辞書や文法等を活用しても、与えられた英文の読むことが出来ないものが多く、その内容についてもほとんど理解することができていない。
評価項目2辞書や文法等を活用しながら、与えられた全ての話題について、自分の意見、考えをまとまりのある内容で、適切な英語で表現することができる。辞書や文法等を活用しながら、与えられたほとんどの話題について、自分の意見、考えを一通り表現することができる。辞書や文法等を活用しても、与えられた話題について、自分の意見、考えをほとんど表現することができていない。
評価項目3与えられた課題を全て期限内に取り組み、その内容について8割以上の修得が見られる。与えられた課題のほとんどに取り組み、その内容について6割以上の修得が見られる。与えられた課題に取り組めていないものが多く、その内容について6割未満の修得である。
評価項目4与えられた課題を全て期限内に丁寧に取り組むことができる与えられた課題について、一通り取り組むことができる与えられた課題について取り組めていないものがあり、取り組みも雑である。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RC1 説明 閉じる
JABEE JC1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(1)ある程度まとまりのある内容の英文を読んだり聴いたりし、その内容を理解した上で自分の意見、考えを英語で表現することを目指す。
(2)理系の基礎的な語彙や表現に触れることで、工業英語の基礎力を養うことを目指す。
(3)多様な課題に取り組むことで、計画を立てて学習する力を養うと同時に、授業外での学習時間の確保、資格試験対策を行うことを目指す。
授業の進め方・方法:
(1)原則として、毎回の授業に対して予習と復習を課す。授業はスピーキング・ライティングと授業内容の確認テストを主とし、積極的な参加を促す。
(2)定期的な自主学習課題として、学習ノートとe-learning課題を課す。
(3)海外への興味・関心を養うため、別途授業外の課題を課す。
注意点:
評価方法:100点満点で評価する。テスト・小テスト(40%)+レポート・課題(50%)+英語活動への主体的取組(10%)で評価する。なお、別途eラーニング課題を課す。eラーニング課題を期日までに終えることができない場合は原則として不合格とする。

評価基準:100点満点中60点以上を合格とする。なお、原則として学年末の再試は行わない。

備考:福井高専のMoodleを活用するため、office 365のメールアカウントおよびMoodleにログインできる準備を整えておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
Moodleの使用法・e-learningの登録
2週 Unit 1-1
小テスト(part1, part 4)
Discussion
3週 Unit 1-2
小テスト(part 2, part 3)
理由・因果・逆説
Dictation, Writing
4週 理系英語1
e-learning
5週 Unit 3-1
小テスト(part1, part 4)
Discussion
6週 Unit 3-2
小テスト(part 2, part 3)
追加・比較・対象
Dictation, Writing
7週 理系英語2
e-learning
8週 前期中間試験(まとめ)
2ndQ
9週 Unit 4-1
小テスト(part1, part 4)
Discussion
10週 Unit 4-2
小テスト(part 2, part 3)
強調
Dictation, Writing
11週 理系英語3
e-learning
12週 Unit 7-1
小テスト(part1, part 4)
Discussion
13週 Unit 7-2
小テスト(part 2, part 3)
自分の考え・意見・感想・必然性
Dictation, Writing
14週 理系英語4
e-learning
15週 スピーキングテスト
16週 スピーキングテスト
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション
e-learning
2週 Unit 9-1 人工知能は人間を超えるか
小テスト(part1, part 4)
Discussion
3週 Unit 9-2 人工知能は人間を超えるか
小テスト(part 2, part 3)
例・推量
Dictation, Writing
4週 Unit 9-3 人工知能は人間を超えるかe-learning
タスク発表
リスニング学習+内容学習
5週 Unit 10-1 ギャップイヤーは日本でも普及するか
小テスト(part1, part 4)
6週 Unit 10-2 ギャップイヤーは日本でも普及するか
小テスト(part 2, part 3)
場合・状況・視点・状況判断
Dictation, Writing
7週 Unit 10-3 ギャップイヤーは日本でも普及するか
タスク発表
リスニング学習+内容学習
8週 前期中間試験
4thQ
9週 Unit 13-1 少年を大人と同じように罰するべきか
小テスト(part1, part 4)
Discussion
10週 Unit 13-2 少年を大人と同じように罰するべきか
小テスト(part 2, part 3)
分類・時
Dictation, Writing
11週 Unit 13-3 少年を大人と同じように罰するべきか
タスク発表
リスニング学習+内容学習
12週 e-learning
13週 プレゼンテーション1
14週 プレゼンテーション2
15週 スピーキングテスト
16週 スピーキングテスト

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前1,前3,前7,前10,前13,後1,後3,後6,後10,後13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

テスト・小テストレポート・課題主体的取り組みその他(eラーニング)合計
総合評価割合4050100100
基礎的能力4050100100
専門的能力00000
分野横断的能力00000