日本語Ⅱ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 日本語Ⅱ
科目番号 0123 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 専門科目のテキスト,配布資料
担当教員 野々村 善民

到達目標

(1)日本語の文法を理解し,その表現が会話の中でも使用できること.
(2)日本語の正しい文法を用いた文章の作成ができること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語を用いて適切な会話ができる日本語を用いて基礎的な会話ができる日本語を用いて基礎的な会話ができない
評価項目2日本語を用いて適切な作文ができる日本語を用いて基礎的な作文ができる日本語を用いて基礎的な作文ができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RC2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本語会話能力ならびに日本語文書読解力,作文能力を高めること,また,専門的な科目の補講的役割を担い,専門科目のテキストの読解力,学力向上を目的とする.
授業の進め方・方法:
専門科目のテキストを読ませるとともに,随時,作文によるチェック,日常会話によるチェックを重ねつつ,日本語能力および専門科目の学力向上を図る.
注意点:
適宜,授業で使用している教科書やノートを持参すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス シラバスの説明,現状の日本語能力を確認する.
2週 読解力の向上① 専門科目のテキストの読解と質問形式による日本語を理解する.
3週 読解力の向上② 専門科目のテキストの読解と質問形式による日本語を理解する.
4週 読解力の向上③ 専門科目のテキストの読解と質問形式による日本語を理解する.
5週 読解力の向上④ 専門科目のテキストの読解と質問形式による日本語を理解する.
6週 授業ノートのチェック 日本語の記述方法を理解する.
7週 まとめる力,表現力の向上① テキストの内容の要約による日本語の作文方法を理解する.
8週 まとめる力,表現力の向上② テキストの内容の要約による日本語の作文方法を理解する.
2ndQ
9週 まとめる力,表現力の向上③ テキストの内容の要約による日本語の作文方法を理解する.
10週 まとめる力,表現力の向上④ テキストの内容の要約による日本語の作文方法を理解する.
11週 表現力のブラッシュアップ① 実験レポートの添削による日本語の作文方法を理解する.
12週 表現力のブラッシュアップ② 日本語の文章表現力を高める手法を理解する.
13週 表現力のブラッシュアップ③ 日本語の文章表現力を高める手法を理解する.
14週 作文 日本語による作文の手法を理解する.
15週 前期の学習のまとめ まとめ
16週
後期
3rdQ
1週 パワーポイントによる実験結果の発表① 実験結果を用いたプレゼンテーション資料作成方法を理解する.
2週 パワーポイントによる実験結果の発表② 実験結果を用いたプレゼンテーション資料作成方法を理解する.
3週 パワーポイントによる実験結果の発表③ 実験結果を用いたプレゼンテーション資料作成方法を理解する.
4週 小論文の作成① 小論文の作成,推敲による日本語の文章作成手法を理解する.
5週 小論文の作成② 小論文の作成,推敲による日本語の文章作成手法を理解する.
6週 漢字の練習① 漢字の書き取りを通じて,漢字を覚える.
7週 漢字の練習② 漢字の書き取りに関する小テスト を通じて,漢字を覚える.
8週 履歴書の作成 日本語による履歴書の作成方法を理解する.
4thQ
9週 小論文の作成③ 小論文の作成,推敲による日本語の文章作成手法を理解する.
10週 小論文の作成④ 小論文の自己校正の手法を理解する.
11週 小論文の作成⑤ 小論文の文章添削を通じて,日本語の作文方法を理解する.
12週 小論文の作成⑥ 小論文の文章添削を通じて,日本語の作文方法を理解する.
13週 漢字の練習③ 漢字の書き取りを通じて,漢字を覚える.
14週 漢字の練習④ 漢字の書き取りに関する小テスト を通じて,漢字を覚える.
15週 まとめ 1年間の学習のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3後12
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3後3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3前14
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3前14
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3後14
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3後14
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3後14
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3後3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3後3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3後3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3後12
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3後12
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3後12
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3後12
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3後12

評価割合

会話の理解度試験小論文及び校正に対する理解度合計
総合評価割合701020100
基礎的能力701020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000