環境都市工学設計製図Ⅴ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 環境都市工学設計製図Ⅴ
科目番号 0125 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 日本建築学会:コンパクト設計資料集成、丸善・建築計画Ⅱ、適宜プリント配布。
担当教員 江本 晃美

到達目標

1:大規模な地域施設の設計ができること.
2:エスキス,各図面(平面図,立面図,断面図,透視図など)の作成に取り組み、正確な図面と模型を仕上げる.
3:計画的に作業を進め,締切までに完成できること.
4:各自のコンセプトが図面にどれだけ的確に反映できたかを発表し,質疑に対して応答できること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
大規模建築物の総合設計想定される大規模建築物として小学校について、オリジナリティのあるカリキュラムと学校施設の提案を図面・模型として表現し、明解にプレゼンテーションできる小学校の設計時に配慮すべき事項と対象敷地とを重ね合わせて相応しいコンセプトをつくり、設計提案について図面・模型を用いてプレゼンできる小学校の設計に必要な計画原論と配慮すべき事項を理解し、現地調査に基づき、コンセプトをつくって設計し、図面・模型を作成してプレゼンテーションできる小学校の設計に関わる基礎的な計画のポイントが理解できない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RD1 説明 閉じる
JABEE JD3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
地域コミュニティとの協働を意識した大規模建築物である小学校をテーマとして、建築設計と合わせて地域・都市(まち)へのアプローチを行う。
授業の進め方・方法:
総合的な設計能力を高めるために、レイアウトデザイン等のレクチャーを行いながら、現地調査によって得られた場所性の分析に基づいてディスカッションを中心にエスキースを実施し、図面等を制作、最終的にプレゼンテーションを行う。
注意点:
【学習・教育目標】
本科(準学士課程):RB2◎,RD
専攻科      :JB,JD
【関連科目】
製図(本科1年),環境都市工学設計製図Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(本科2・3・4年),建築計画Ⅰ・Ⅱ(本科2・4年),建築意匠(本科5年),建築意匠(本科5年),地域都市計画論(本科3年)
【評価方法】
課題(設計図面)・締め切りの厳守・エスキス及び演習課題(80%),プレゼンテーション(20%)
【評価基準】
学年成績60点以上

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・課題説明
各自現地調査
小学校設計に必要な事項を復習し現地調査の計画をたてる
2週 スタディ模型
各自現地調査
現地調査に基づき、敷地周辺の環境が把握できている
3週 画像加工
各自現地調査
周辺環境を的確に表現、整理できる
4週 コンセプト検討
レポート提出
各自のコンセプトが決められる
5週 コンセプト検討・ディスカッション
エスキース
コンセプトと調査結果に基づき、ディスカッションによって、多様な設計アプローチを互いに交換する
6週 エスキースチェック・ディスカッション
エスキース
コンセプトと調査結果に基づき、ディスカッションによって、多様な設計アプローチを互いに交換する
7週 エスキースチェック
エスキース・中間報告準備
各自のエスキースをまとめる
8週 中間発表 中間報告として各自のコンセプトと設計の全体像がプレゼンテーションできる
2ndQ
9週 プランの決定
エスキース
中間報告をフィードバックして再計画する
10週 図面作成
制作作業
図面や模型等の製作を各自が計画立てて行う
11週 図面作成
制作作業
図面や模型等の製作を各自が計画立てて行う
12週 模型等製作
制作作業
図面や模型等の製作を各自が計画立てて行う
13週 模型等製作
制作作業
図面や模型等の製作を各自が計画立てて行う
14週 レイアウト・仕上げ
制作作業・印刷作業
最終図面としてのレイアウトの質を高めるために試行錯誤する
15週 課題提出及びプレゼンテーション 最終成果を用いて、他者に対して自分の設計を表現する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

図面模型エスキースディスカッション相互評価プレゼン合計
総合評価割合40151010520100
基礎的能力0000000
専門的能力3010000040
コミュニケーション能力00550010
表現力1055501035
プレゼンテーション能力000051015