建築史

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 建築史
科目番号 0173 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 【コンパクト版建築史 日本・西洋】、株式会社彰国社、「建築史」編集委員会
担当教員 大和 裕也,竹下 孝則

到達目標

日本,西洋,近代の建築について,建築様式やその成り立ちに関する内容を中心に,建築史の基礎知識を習得する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本建築史について理解し,一級建築士試験程度の問題が解ける日本建築史における建築の成り立ちを理解できる日本建築史における建築の成り立ちを理解できない
評価項目2西洋建築史について理解し,一級建築士試験程度の問題が解ける西洋建築史における建築の成り立ちを理解できる西洋建築史における建築の成り立ちを理解できない
評価項目3近代建築史について理解し,一級建築士試験程度の問題が解ける近代建築史における建築の成り立ちを理解できる近代建築史における建築の成り立ちを理解できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RB2 説明 閉じる
JABEE JB3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築物の歴史と様式について、日本建築史、西洋建築史、近代史の代表的な建築物を理解することが目標である。
この科目は地方公共団体で都市計画を担当していた教員が,行政事務の経験を活かし,時代の建築技術の変遷を通じて,実在する建築物の特徴を講義形式で授業を行うものである.
授業の進め方・方法:
座学により,建築士学科試験で必要とされる建築史に関する専門知識を写真および図などを用いて説明する。
各授業で習得した専門知識の理解度を確認するために,課題を課す。
注意点:
【学習・教育目標】
本科(準学士課程):RA2◎,RB
専攻科      :JA,JB
【関連科目】
環境都市工学設計製図Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅴ、建築計画Ⅰ・Ⅱ、環境都市計画論、地域都市計画、建築意匠
【評価方法】
試験80%、課題20%
【評価基準】
総得点60点以上が合格

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
日本建築史(その1)
日本の古代の住居、神社建築を理解する
2週 日本建築史(その2) 飛鳥・奈良・平安時代の社寺建築の名称と特徴を理解する
3週 日本建築史(その3) 鎌倉・室町時代の住宅、社寺建築の名称と特徴を理解する
4週 日本建築史(その4) 戦国・江戸時代の城郭、住宅、寺社建築の名称と特徴を理解する
5週 西洋建築史(その1) エジプト・オリエント・ギリシャ・ローマ建築の名称と特徴を理解する
6週 西洋建築史(その2) 初期キリスト・ビザンティン建築の名称と特徴を理解する
7週 西洋建築史(その3) イスラム・ロマネスク建築の名称と特徴を理解する
8週 西洋建築史(その4) ゴシック・ルネサンス建築の名称と特徴を理解する
4thQ
9週 西洋建築史(その5) バロック・リヴァイヴァル建築の名称と特徴を理解する
10週 近代建築史(その1) 産業革命後の西洋建築の名称と特徴を理解する
11週 近代建築史(その2) 明治維新後の日本建築の名称と特徴を理解する
12週 近代建築史(その3) モダニズム建築の名称と特徴を理解する
13週 近代建築史(その4) 第二次世界大戦後の西洋建築の名称と特徴を理解する
14週 近代建築史(その5) 第二次世界大戦後の日本建築の名称と特徴を理解する
15週 近代建築史(その6) 現代の建築の名称と特徴を理解する
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野環境環境と人の健康との関わりを説明できる。5
過去に生じた公害の歴史とその内容(環境要因と疾病の関係)について、説明できる。3
計画風景、景観と景観要素について、説明できる。4

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100