概要:
「建築設備Ⅰ」では,給排水設備と空調設備について,専門用語などの基礎知識を学びます.
授業の進め方・方法:
授業の方法は,現在の設計や施工に即した内容を取り入れ,教科書などと関連するプリント類を用います.
講義で説明する計算問題は,演習などを組み込み,解法の理解を深めます.
注意点:
成績評価で60%以上を合格とする.ただし、学習意欲がありながら60%に満たない学生に対しては再試験などを実施する.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 水理 | 静水圧の表現、強さ、作用する方向について、説明できる。 | 5 | |
静水圧の測定の方法(マノメーター) について説明できる。 | 5 | |
連続の式について理解している。 | 5 | |
連続の式について説明できる。 | 5 | |
完全流体の運動方程式(Eulerの運動方程式)を説明できる。 | 5 | |
ベルヌーイの定理を理解している。 | 5 | |
ベルヌーイの定理の応用(ベンチュリーメータなど) の計算ができる。 | 5 | |
ベルヌーイの定理の応用(自然現象、河川工学など) について説明できる。 | 5 | |
運動量保存則を理解している。 | 5 | |
運動量保存則の誘導について説明できる。 | 5 | |
運動量保存則の応用した各種計算ができる。 | 5 | |
層流と乱流について、説明できる。 | 5 | |
平均流速を用いた基礎方程式、摩擦抵抗による損失水頭の実用公式、ムーディ図について理解している。 | 5 | |
摩擦抵抗による損失水頭の実用公式について説明できる。 | 5 | |
管水路の摩擦以外の形状損失水頭について理解している。 | 5 | |
管水路の摩擦以外の損失係数について説明できる。 | 5 | |
文明社会と河川の利用について理解している。 | 5 | |
河川の管理と整備について説明できる。 | 5 | |
水の循環、雨が降る仕組み、我が国の降雨特性について、説明できる。 | 5 | |
環境 | 環境問題の歴史を理解している。 | 5 | |
地球温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨を理解している。 | 5 | |
熱帯林の減少、砂漠化・土壌劣化、野生性生物の種の減少、海洋汚染を理解している。 | 5 | |
環境と人の健康との関わりを説明できる。 | 5 | |
過去に生じた公害の歴史とその内容(環境要因と疾病の関係)について、説明できる。 | 5 | |
水の物性、水の循環を説明できる。 | 5 | |
水質指標を説明できる。 | 5 | |
水質汚濁の現状を説明できる。 | 5 | |
水質汚濁物の発生源と移動過程を説明でき、原単位、発生負荷を含めた計算ができる。 | 5 | |
水道の役割、種類を説明できる。 | 5 | |
水道計画(基本計画、給水量、水質、水圧等)を理解でき、これに関する計算ができる。 | 5 | |
水道施設(取水・導水・浄水・送水・配水・給水等)を理解している。 | 5 | |
下水道の役割と現状、汚水処理の種類について、説明できる。 | 5 | |
下水道の基本計画と施設計画、下水道の構成を説明でき、これに関する計算ができる。 | 5 | |
生物学的排水処理の基礎(好気的処理)を説明できる。 | 5 | |
汚泥処理・処分について、説明できる。 | 5 | |
大気汚染の現状と発生源を理解している。 | 5 | |
大気汚染の現状と発生源を説明できる。 | 5 | |
大気汚染による人体・動植物への影響を理解している。 | 5 | |
大気汚染と気象を理解している。 | 5 | |
廃棄物の発生源と現状について、説明できる。 | 5 | |
廃棄物の収集・処理・処分について、説明できる。 | 5 | |
生態系の構造と機能を説明できる。 | 5 | |
生物多様性の現状と危機について、説明できる。 | 5 | |
生態系の保全手法を説明できる。 | 5 | |
生態系や生物多様性を守るための施策を説明できる。 | 5 | |
生命資源と資源の獲得を理解している。 | 5 | |
環境倫理を説明できる。 | 5 | |
ヒートアイランドを理解している。 | 5 | |
大気汚染を理解している。 | 5 | |
水環境を理解している。 | 5 | |
廃棄物を理解している。 | 5 | |
環境と森林の関係を理解している。 | 5 | |
森林生態系と自然環境保全を理解している。 | 5 | |