概要:
現象を記述する数理モデルが見出されると,それを解いて未来の予測ができる.また,過去の出来事の推測も可能となる.しかしながら,このような数理モデルを解析的に解くことができる問題は限られている.したがって,具体的な数値として計算できることが重要である.現象の把握に必要な数値解析法の理解を主目的とする。
授業の進め方・方法:
講義により理論と解析手法の説明を行い、手計算による演習、表計算及びVBAによるプログラミング演習を実施する。
注意点:
講義により理論と解析手法の説明を行い、手計算による演習、表計算及びVBAによるプログラミング演習を実施する。
演習課題を25%、試験を年4回実施しその平均点を75%とし合計して評価する.成績評価で60%以上を合格とする.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 二項分布、ポアソン分布、正規分布(和・差の分布)、ガンベル分布、同時確率密度関数を説明できる。 | 5 | |
確率密度関数と確率分布関数について理解している。 | 5 | |
確率分布の種類と特性について説明できる。 | 5 | |
特性値(平均、分散、モーメント)について理解している。 | 5 | |
統計的点推定法(積率法、最尤法)、統計的区間推定法を理解している。 | 5 | |
二変数統計と相関分析について理解している。 | 5 | |
統計的仮説検定、確率分布の適合度の検定について理解している。 | 5 | |
実験計画法・分散分析について理解している。 | 5 | |
計算機による基本統計処理ができる。 | 5 | |
重回帰分析を説明できる。 | 5 | |
多変量解析の種類について理解している。 | 5 | |
判別分析、主成分分析、因子分析について理解している。 | 5 | |
線形計画法とその図解法について理解している。 | 5 | |
シンプレックス法と双対性について理解している | 5 | |
時系列データの予測について理解している。 | 5 | |
費用便益分析について考え方を説明でき、これに関する計算ができる。 | 5 | |
情報処理 | 電子メールの使用設定や使用方法を理解できる。 | 5 | |
ワードプロセッサソフウェアトによる文書の作成ができる。 | 5 | |
ワードプロセッサソフトウェアを利用し簡単な作画ができる。 | 5 | |
表計算ソフトウェアの基本的な使い方を理解している。 | 5 | |
表計算ソフトウェアにより基本的なグラフが作成できる。 | 5 | |
プレゼンテーションソフトウェアの基本的な使い方を理解している。 | 5 | |
コンピュータを構成するハードウェア・ソフトウェアについて説明できる。 | 5 | |
プログラム言語の利用法について説明できる。 | 5 | |
いろいろなコンピュータの利用について説明できる。 | 5 | |
アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。 | 5 | |
コンピュータを用いたデータ処理方法について説明でき、簡単なデータ処理ができる。 | 5 | |