コミュニケーション(F3)

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 コミュニケーション(F3)
科目番号 0038 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 1年混合学級(一般教育科目) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 授業時に配布するプリント
辞書(電子辞書または紙の辞書)
担当教員 木下 若奈

到達目標

(1) 基礎的な文法形式を用いながら、簡単な英文を流暢かつ正確に表出できること。
(2) 身近な話題について、筋道を立てた英文を表出することができること。
(3) 海外の文化や慣習に興味を持ち、異文化に対する理解を深めること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語における日常会話表現を習得し、英語母語話者との会話を容易に行うことができる。英語における日常会話表現を習得し、英語母語話者との会話を行うことができる。英語における日常会話表現を習得できず、英語母語話者との会話を行うことができない。
評価項目2日常的な話題についてまとまりのある英文を正確に表出することができる。日常的な話題について理解可能な英文を表出することができる。日常的な話題についてまとまりのある英文を表出するに至っていない。
評価項目3異文化や海外留学に関連した情報を収集し、自らの体験や考えと照らし合わせて、その内容をまとめることができる。異文化や海外留学に関連した情報を収集し、その内容をまとめることができる。異文化や海外留学に関連した情報を自ら収集できていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RC1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基礎的な英会話表現の理解、活用に重点を置き、 実践を行うことで英語運用能力の基礎を培う。
身近な話題について、まとまりのある英文を話したり書いたりする練習を定期的に行い、英語表出能力の育成を行う。
授業の進め方・方法:
基礎的な英会話表現について様々な形式で練習し、英語運用能力の基礎を培う。また、スピーキング活動やライティング活動を定期的に行い、身近な話題についてまとまりのある英文を表出する能力を育成する。
注意点:
評価方法:100点満点で評価する。テスト(30%)、コミュニケーション事前事後レポート(20%)、長期休暇課題(20%)、通常課題等(30%)で評価する。なお、
評価基準:100点満点中60点以上で合格とする。
*辞書(紙または電子辞書。原則スマートフォンの辞書使用は不可)を毎時間準備しておくこと。
*WebClassやMicrosoft Teamsを使用予定のため、アカウント・パスワードの管理を徹底すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
自己紹介
コミュニケーションの授業の進め方について知る。自己紹介を題材にクラスメートについて知るとともに英語でのやり取りを行う。
2週 コミュニケーション活動
AI Helmet Turns Thoughts into the Text
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。個人的な意見や、見解を表すフレーズを学ぶ。
3週 コミュニケーション活動
Jonathan: The World's Oldest Tortoise at 191+
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。個人的な意見や、見解を表すフレーズの実践。
4週 コミュニケーション活動
Look inside the Great Pyramid
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。反対・賛成を表すフレーズを学ぶ。
5週 コミュニケーション活動
The Importance of Making Eye Contact in Conversation
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。反対・賛成を表すフレーズの実践。
6週 オンライン英会話セッション準備(1) 海外英語教師と英語でやり取りをする準備を行う。話したい内容について考え、自分が伝えたいことをどのように英語で伝えられるかについて考える。
7週 オンライン英会話セッション(1) これまでに学習した内容や前時間のプランニングを踏まえ、海外英語教師と一定期間英語でのやり取りを行う。海外英語教師とのやり取りについて振り返り、伝えたかった内容をどのように伝えることができたかについて考える。
8週 Review (Test) テストを通して学習した言語項目について振り返る。
2ndQ
9週 コミュニケーション活動
AI Creates New Black Jack Manga
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。許可を求める、助言するフレーズを学ぶ。
10週 コミュニケーション活動
How to be Happy
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。許可を求める、助言するフレーズの実践。
11週 コミュニケーション活動
Marty the Robot escape
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。既習のフレーズの振り返りをする。
12週 オンライン英会話セッション準備(2)
海外英語教師と英語でやり取りをする準備を行う。話したい内容について考え、自分が伝えたいことをどのように英語で伝えられるかについて考える。
13週 オンライン英会話セッション(2) これまでに学習した内容や前時間のプランニングを踏まえ、海外英語教師と一定期間英語でのやり取りを行う。
14週 Review 海外英語教師とのやり取りについて振り返り、伝えたかった内容をどのように伝えることができたかについて考える。前時間までの授業内容について振り返る。
15週 Review (Test) テストを通して学習した言語項目について振り返る。
16週 Review テスト返却を通して学習した言語項目について振り返る。
後期
3rdQ
1週 コミュニケーション活動
Japan's gas stations Declining numbers
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。可能・義務などを表すフレーズを学ぶ。
2週 コミュニケーション活動
Young workers prefer Hybrid Work
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。可能・義務などを表すフレーズの実践
3週 コミュニケーション活動
New Study Says T.rex had lips
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。人、物、時、場所などについて説明するフレーズを学ぶ。
4週 コミュニケーション活動
NASA Offers Job Spending 2 Months in Bed
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。人、物、時、場所などについて説明するフレーズの実践。
5週 コミュニケーション活動
Pay-What-You-Want: French Bakery's Bold Move
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。丁寧な言い方、頼み方を学び、実践する。
6週 オンライン英会話セッション準備(3) 海外英語教師と英語でやり取りをする準備を行う。話したい内容について考え、自分が伝えたいことをどのように英語で伝えられるかについて考える。
7週 オンライン英会話セッション(3) これまでに学習した内容や前時間のプランニングを踏まえ、海外英語教師と一定期間英語でのやり取りを行う。海外英語教師とのやり取りについて振り返り、伝えたかった内容をどのように伝えることができたかについて考える。
8週 Review (Test) テストを通して学習した言語項目について振り返る。
4thQ
9週 コミュニケーション活動
Phone phobia on the Rise in Japan
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。程度を表すフレーズを学ぶ。
10週 コミュニケーション活動
Japan's Modern Flip phone
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。程度を表すフレーズの実践。
11週 コミュニケーション活動
8-8-8 Rule: Balancing work and life
日常的な話題や理工系の話題を通してリスニング・スピーキング活動を行う。既習フレーズの復習をする。
12週 オンライン英会話セッション準備(4) 海外英語教師と英語でやり取りをする準備を行う。話したい内容について考え、自分が伝えたいことをどのように英語で伝えられるかについて考える。
13週 オンライン英会話セッション(4)
これまでに学習した内容や前時間のプランニングを踏まえ、海外英語教師と一定期間英語でのやり取りを行う。
14週 Review 海外英語教師とのやり取りについて振り返り、伝えたかった内容をどのように伝えることができたかについて考える。前時間までの授業内容について振り返る。
15週 Review (Test) テストを通して学習した言語項目について振り返る。
16週 Review テスト返却を通して学習した言語項目について振り返る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。3前1,前3,前7,前10,前11,前13,後2,後4,後5,後7,後10,後11,後13
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学校までに学習した文構造及び文法事項に加え、高等学校学習指導要領に準じた文構造及び文法事項について習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前7,前9,前10,前11,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後9,後10,後11,後13
日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前8,前9,前10,前11,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後15
日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前8,前9,前10,前11,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前2,前3,前4,前5,前7,前9,前10,前11,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後9,後10,後11,後13
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前2,前3,前4,前5,前7,前9,前10,前11,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後9,後10,後11,後13
自分の専門分野などの予備知識のある事柄や関心のあるトピックについて、話の展開や話者の意図に注意しながら必要な情報を聞き取り、概要や要点を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前7,前9,前10,前11,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後9,後10,後11,後13
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りできる。3前2,前3,前4,前5,前7,前9,前10,前11,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後9,後10,後11,後13
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前6,前7,前12,前13,後6,後7,後12,後13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前7,前13,後7,後13
自分の専門分野に関する口頭発表などを念頭に置き、関心のあるトピックについて、平易な英語でのプレゼンテーションや内容に関する簡単な質疑応答のやりとりができる。3前7,前13,後7,後13
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前7,前9,前10,前11,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後9,後10,後11,後13
思考力思考力情報や主張を説得的に提示するための方法を考えることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前7,前9,前10,前11,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後9,後10,後11,後13

評価割合

テストレポート長期休暇課題課題合計
総合評価割合30202030100
基礎的能力30202030100
専門的能力00000
分野横断的能力00000