概要:
社会的な諸問題を主体的に解決できる技術者となるために、現在の日本社会の諸問題を歴史的に認識できるようになる。特に、日本の近代化及び近代性の特徴を理解し、それらがどのように現在の社会の諸問題を形作っているのかについて、歴史的に説明できるようになる。
授業の進め方・方法:
近現代の日本の政治・経済・外交を概観し、そのうえで現在の日本社会を歴史的に解説する。
授業は一定程度の時期ごとに、分野別に概説する。前期は戦前・戦中期を、後期は戦後期を扱う。なお、授業は毎時間配布されるプリントで行う。教科書は予習・復習に用いること。
注意点:
定期試験は行わず、課題で評価する。すべての課題を提出しなければ合格とはならない。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地歴 | 産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。 | 4 | 前3,前7 |
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。 | 4 | 前7 |
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 4 | 前7 |
公民 | 資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。 | 4 | 前3,後6,後9 |
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 4 | 後3,後4,後5,後6,後7,後9 |
地歴・公民 | 現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。 | 4 | 前7,後9 |
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。 | 4 | 前7 |
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。 | 4 | 前9,前10,前11,後9,後10,後11 |
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。 | 4 | 後6,後9,後10,後11 |
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。 | 4 | 後9,後10,後11 |