地理Ⅰ(F4)

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 地理Ⅰ(F4)
科目番号 0054 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 1年混合学級(一般教育科目) 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『新詳地理B』(帝国書院)、『地歴高等地図 現代世界とその歴史的背景』(帝国書院)
担当教員 門井 直哉,手嶋 泰伸

到達目標

①世界の資源、産業の分布や動向について基本的な知識を得る。
②人種・民族・宗教・文化の多様性に関する基本的な知識を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の資源、産業の分布や動向について十分に理解している。世界の資源、産業の分布や動向を概ね理解している。世界の資源、産業の分布や動向についての理解が不十分である。
評価項目2人種・民族・宗教・文化の多様性を十分理解している。人種・民族・宗教・文化の多様性を概ね理解している。人種・民族・宗教・文化の多様性の理解が不十分である。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RA1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
地理Ⅰでは人文地理学の内容を扱う。世界及び日本の資源、産業の分布や動向、それらに付随する諸問題について紹介していくとともに、異文化・多文化理解力を養う。
授業の進め方・方法:
教科書・資料集を用いた講義形式の授業であるが、適宜課題を提出させる。
注意点:
定期試験と課題で総合的に評価する。
地理Ⅱで扱う自然地理学との関連性を意識すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 はじめに
2週 世界の農業 世界の農業分布の基礎的な知識を得る。
3週 世界の林業・水産業 世界の林業・水産業分布の基礎的な知識を得る。
4週 食糧問題 食糧問題について説明できる。
5週 資源・エネルギー資源 世界の資源・エネルギー資源分布の基礎的な知識を得る。
6週 世界の工業 世界の工業分布の基礎的な知識を得る。
7週 第3次産業 第3次産業の基礎的な知識を得る。
8週 中間試験
4thQ
9週 交通と通信 交通・通信の基礎的な知識を得る。
10週 人口問題 人口問題について説明できる。
11週 村落と都市 村落と都市の諸問題について説明できる。
12週 都市・居住問題 都市・居住問題について説明できる。
13週 世界の衣食住 世界の衣食住について基礎的な知識を得る。
14週 民族と宗教 世界の民族・宗教について基礎的な知識を得る。
15週 民族・領土問題 民族・領土問題について説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。3
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。3
植生の遷移について説明でき、そのしくみについて説明できる。3
世界のバイオームとその分布について説明できる。3
日本のバイオームの水平分布、垂直分布について説明できる。3
人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3
グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000