概要:
○自然や生活環境における化学の基本的な概念や原理・法則を理解させる。
○物質の状態や変化について化学的に考察する能力を養う。
○化学的な現象を実験を通して観察する能力を養う。
授業の進め方・方法:
基本的には教科書に従い講義する。できる限り毎週講義の終わりに簡単な演習を行い、講義内容を理解させる。
注意点:
中間と期末試験の成績を７０％、実験レポート、課題提出及び授業姿勢の評価を３０%とし、成績評価を行う。
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 自然科学 | 化学 | 化学 | 化学と現代の社会課題との関連性について説明できる。 | 3 | 前1 |
| 物質が原子からできていることについて説明できる。 | 3 | 前3 |
| 単体と化合物について説明できる。 | 3 | 前2 |
| 同素体について説明できる。 | 3 | 前2 |
| 純物質と混合物の区別について説明できる。 | 3 | 前2 |
| 混合物の分離法について理解し、適切な分離法を選択できる。 | 3 | 前2 |
| 物質を構成する分子・原子が常に熱運動していることについて説明できる。 | 3 | 後9 |
| 水の状態変化について説明できる。 | 3 | 後10 |
| 物質の三態とその状態変化について説明できる。 | 3 | 後10,後14 |
| ボイル-シャルルの法則について説明でき、必要な計算ができる。 | 3 | 後11 |
| 気体の状態方程式について説明でき、必要な計算ができる。 | 3 | 後12,後13 |
| 原子の構造（原子核・電子）や原子番号、質量数について説明できる。 | 3 | 前3 |
| 同位体・放射性同位体について説明できる。 | 3 | 前3 |
| 原子の電子配置について電子殻を用いて書き表すことができる。 | 3 | 前3 |
| 価電子の働きについて説明できる。 | 3 | 前3 |
| イオン化エネルギーと電子親和力について説明できる。 | 3 | 前5,前6 |
| 代表的なイオンを化学式で表すことができる。 | 3 | 前5,前6 |
| 原子番号と価電子の数との関係について考えることができる。 | 3 | 前5 |
| 元素の性質について価電子と周期律から考えることができる。 | 3 | 前5 |
| イオンの化学式とイオンの名称について説明できる。 | 3 | 前5,前13 |
| イオン結合について説明できる。 | 3 | 前6,前13 |
| イオン結晶の性質について説明できる。 | 3 | 前6,前13 |
| 共有結合について説明できる。 | 3 | 前6,前14 |
| 極性と水素結合について説明できる。 | 3 | 前7,前14 |
| 構造式や電子式により分子を書き表すことができる。 | 3 | 前7,前14 |
| 自由電子と金属結合について説明できる。 | 3 | 前7,前15 |
| 金属の性質について説明できる。 | 3 | 前7,前15 |
| 原子の相対質量と原子量について説明できる。 | 3 | 前10 |
| 物質量（mol）を用い物質の量を表すことができる。 | 3 | 前10 |
| 分子量・式量について説明できる。 | 3 | 前10,前11 |
| 気体の体積と物質量の関係について説明できる。 | 3 | 前10,前11 |
| 化学反応式について反応物、生成物、係数を理解し、組み立てることができる。 | 3 | 前12 |
| 化学反応式を用いて化学量論的な計算ができる。 | 3 | 前12 |
| 電離について説明でき、電解質と非電解質の区別ができる。 | 3 | 前11 |
| 質量パーセント濃度について説明でき、質量パーセント濃度の計算ができる。 | 3 | 前11 |
| モル濃度について説明でき、モル濃度の計算ができる。 | 3 | 前11 |
| 酸・塩基の定義（アレニウスの定義、ブレンステッド・ローリーの定義）について説明できる。 | 3 | 後1,後8 |
| 酸・塩基の化学式と酸・塩基の価数について説明できる。 | 3 | 後1 |
| 電離度と酸・塩基の強弱について説明できる。 | 3 | 後2 |
| pHについて説明でき、pHと水素イオン濃度の計算ができる。 | 3 | 後3 |
| 中和反応を化学反応式で表すことができる。 | 3 | 後4 |
| 中和滴定の計算ができる。 | 3 | 後6 |