地理(F1)

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 地理(F1)
科目番号 0087 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 1年混合学級(一般教育科目) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 『新地理総合』(帝国書院)、『地歴高等地図 現代世界とその歴史的背景』(帝国書院)
担当教員 門井 直哉,木村 美幸

到達目標

①世界の捉え方の変遷に関する基本的な知識を得る。
②地図の種類や活用方法に関する基本的な知識を得る。
③世界の自然環境の成り立ちについて基本的な知識を得る。
④世界の資源、産業の分布や動向について基本的な知識を得る。
⑤人種・民族・宗教・文化の多様性に関する基本的な知識を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の資源、産業の分布や動向について十分に理解している。世界の資源、産業の分布や動向を概ね理解している。世界の資源、産業の分布や動向についての理解が不十分である。
評価項目2人種・民族・宗教・文化の多様性を十分理解している。人種・民族・宗教・文化の多様性を概ね理解している。人種・民族・宗教・文化の多様性の理解が不十分である。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RA1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 RB1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
地理では人文地理学の内容を扱う。世界及び日本の資源、産業の分布や動向、それらに付随する諸問題について紹介していくとともに、異文化・多文化理解力を養う。
授業の進め方・方法:
教科書・資料集を用いた講義形式の授業である。
注意点:
評価方法:定期試験(100%)
評価基準:100点満点で60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の説明 地理を学ぶ目的について理解する。
2週 世界像の変遷(1) 古代の世界像を理解する。
3週 世界像の変遷(2) 中世の世界像を理解する。
4週 世界像の変遷(3) 近現代の世界像を理解する。
5週 地理の基礎的事項(1) 地球上の位置、四季が生じる仕組み、時差について理解する。
6週 地理の基礎的事項(2) 地図の種類・用途について理解する。
7週 地図情報の活用(1) 地形図の読み方を理解する。
8週 地図情報の活用(2) GISの活用方法を理解する。
2ndQ
9週 地形(1) 大地形が生じる仕組みを理解する。
10週 地形(2) 小地形が生じる仕組みを理解する。
11週 地形(3) 小地形が生じる仕組みを理解する。
12週 気候(1) 大気大循環について理解する。
13週 気候(2) 気候の種類と特徴について理解する。
14週 気候(3) 気候と植生・土壌との関係について理解する。
15週 自然災害と環境問題 世界の自然災害・環境問題について理解する。
16週
後期
3rdQ
1週 農業(1) 農業や農産物の特徴について理解する。
2週 農業(2) 農業の分類について理解する。
3週 農業(3) 農業の現状と問題点について理解する。
4週 水産業 水産業の特徴と現状について理解する。
5週 資源・エネルギー(1) 資源・エネルギーの種類と利用の歴史について理解する。
6週 資源・エネルギー(2) 資源・エネルギーをめぐる現状と問題点について理解する。
7週 工業(1) 工業の特徴と立地について理解する。
8週 工業(2) 工業の現状と問題点について理解する。
4thQ
9週 商業 商業の特徴と現状について理解する。
10週 交通 交通手段の種類、および発達の歴史について理解する。
11週 観光 観光をめぐる現状と問題点について理解する。
12週 人口 世界の人口問題について理解する。
13週 生活文化 世界各地の自然環境と世界文化の関係性を理解する。
14週 民族・宗教 世界の民族・宗教の種類について理解する。
15週 紛争・領土問題 世界の紛争・領土問題について理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス・アースサイエンスライフサイエンス・アースサイエンス太陽系を構成する惑星の中に地球があることを理解し、天体の運動と周期性について説明できる。3前5
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。3前12,前13
地球温暖化を太陽の放射エネルギー及び大気・海洋による熱輸送と関連付けて説明できる。 3前15
原始地球の変遷について説明できる。3前9
地球におけるマグマの生成や火山活動を理解して、人間生活に与える影響を説明できる。3前9
地震の発生と断層運動を理解して、地震活動をプレートの運動と関連付けて説明できる。3前9
有害物質の生物濃縮について理解し、 生物濃縮における公害問題について説明できる。3前15
地球温暖化の問題点と対策について説明できる。3前15
人文社会科学社会社会世界各地の人口、資源、産業の分布や動向、並びにそれらをめぐる地域相互の結びつき等について理解し、現代社会を地理的観点から説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12
人間と自然環境との相互作用を前提としつつ、民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3後11,後12,後13,後14,後15
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーションの進展により生じた産業、経済、政治への影響及びグローバリゼーションと科学技術との相互作用を説明できる。3前2,前3,前4,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000