コンピュータ化学

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 コンピュータ化学
科目番号 0011 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 学際領域科目群 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 佐々 和洋

到達目標

(1) コンピュータ化学において、分子動力学法の基礎理論と手法を理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1分子動力学法の基礎理論と手法が充分に理解できている分子動力学法の基礎理論と手法が理解できている分子動力学法の基礎理論と手法が充分に理解できていない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 近年の社会では産業や学業の中でコンピュータシミュレーションが用いらることも多くなり、その重要性も高まり続けている。化学の世界においてコンピュータ・ケミストリ(コンピュータ化学)あるいは計算化学、計算科学という言葉が盛んに用いられて久しい。コンピュータ化学は分子設計や材料設計、さらには薬物設計や機能設計といった分野で幅広く利用されている。このコンピュータ化学でよく使用されている分子動力学法および分子軌道法について基礎理論から学習する。
授業の進め方・方法:
本科目は学修単位科目である。従って、授業においては、コンピュータ化学に関する講義を行い、さらに、授業外学修のための課題(予習復習、授業内容に関する調査・考察)を課す。
注意点:
授業外学修による課題30%、授業内容に関する試験(中間・期末)を70%で評価する。学年成績は前期と後期の平均とする。合格点に満たない場合は、課題の追加提出および再試験を実施し、成績評価を行い、この評点は60点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 コンピュータ化学の役割 コンピュータ化学の種類と重要性
2週
3週 分子動力学法 分子動力学法のあらまし
4週
5週 運動方程式の一般的な表し方
6週
7週 複雑な分子運動を表す運動方程式
8週
4thQ
9週 分子間に働く力
10週
11週 運動方程式の数値計算法
12週
13週 分子動力学法から求められる物理量
14週
15週 学期末試験
16週 授業振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力70000030100