到達目標
(1) 各種材料の種類、特徴(長所、短所)について説明できること
(2) 各種材料の原料、製造工程、性質および用途を説明できること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
各種材料の種類、特徴 | 各種材料の種類、特徴を他者に説明できる。 | 各種材料の種類、特徴を理解できる。 | 各種材料の種類、特徴を理解できていない。 |
各種材料の原料,製造工程,性質および用途 | 各種材料の原料,製造工程,性質および用途を他者に説明できる。 | 各種材料の原料,製造工程,性質および用途を理解できる。 | 各種材料の原料,製造工程,性質および用途を理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築構造物は単一の材料で成り立っているのではなく,複数の材料を上手に組み合わせることによって形づくられている.そして,構造物の機能を損なわずに長く使用するためには,目的に適った材料選びが最初の関門となる.本講義を通して個々の材料の特性,品質規格やそれを裏付ける試験方法,メンテナンス手法を学習する.
授業の進め方・方法:
自作教材を用いて建設材料各論を解説する.また,1つの章が終わるごとに『授業外学習』を行う.
注意点:
本授業は,各週で開講する.
この科目は、学修単位A(15時間の授業で1単位)の科目である。ただし、授業外学修の時間を含む。
評価基準:60点以上を合格とする.
参考書:図説 わかる材料 土木・環境・社会基盤施設をつくる:宮川豊章 監修、岡本亨久 編(学芸出版)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・建設材料概論 |
シラバスの説明, 建設材料の歴史と現状
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2週 |
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授業外学習:建設材料が開発された理由
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3週 |
木材 |
木材の種類と材料特性、建設材料としての使用事例
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4週 |
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授業外学習:木材の特性を生かした建物の事例について調査
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5週 |
アルミニウム |
アルミニウムの材料特性、建設材料としての使用事例
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6週 |
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授業外学習:アルミニウムの特性を生かした建物の事例について調査
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7週 |
鉄 ( 鋼 ) |
鉄(鋼)の種類と材料特性、建設材料としての使用事例
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8週 |
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授業外学習:鉄(鋼)の特性を生かした建物の事例について調査
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2ndQ |
9週 |
コンクリート |
コンクリートの種類と材料特性、建設材料としての使用事例
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10週 |
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授業外学習:コンクリートの特性を生かした建物の事例について調査
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11週 |
炭素繊維 |
炭素繊維の材料特性、建設材料としての使用事例
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12週 |
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授業外学習:炭素繊維の特性を生かした建物の事例について調査
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13週 |
ゴム |
ゴムの材料特性、建設材料としての使用事例
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14週 |
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授業外学習:ゴムの特性を生かした建物の事例について調査
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15週 |
建設材料に関する総括 |
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16週 |
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授業の振り返り 授業外学習:建設材料の今後の展開と可能性
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| レポート | 試験 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 100 |