センサ材料工学

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 センサ材料工学
科目番号 0013 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 学際領域科目群 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 なし(参考図書1:電気学会 高機能センサ材料調査専門委員会編、「センサ材料ー基礎と応用ー」、コロナ社)(参考図書2:谷口慶治ら著、「実践 センサ工学」、共立出版)
担当教員 西 仁司

到達目標

(1)各種センサの材料や構造と、その特徴を理解できること。
(2)各種センサの応用事例、活用事例を理解できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標(1)各種センサの材料とセンシングの原理だけでなく、高性能化に向けた材料面での問題や改善方法も説明できる。各種センサの材料とセンシングの原理を説明できる。各種センサの材料が説明できない。または、説明できるが、原理を説明できない。
到達目標(2)各種センサ材料の活用事例を説明でき、今後の応用方法を考察できる。各種センサ材料の活用事例を説明できる。各種センサ材料の活用事例を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

 学習・教育到達度目標 RB2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目は、学際領域科目である。IoT(Internet of things)技術が様々な分野に導入されている。これは、膨大なデータを処理するコンピュータの能力向上とともに、様々な物理現象がセンサによって電気信号に変換され、コンピュータによって処理できるようになったからである。それらセンサの特徴の理解は、機械、電気電子、電子情報、物質、環境都市といった専門分野にかかわらず、これからのものづくり、環境づくりのために重要である。
授業の進め方・方法:
授業においては、座学を中心とし、センサ材料に関する講義を行う。さらに、授業外学修のための課題(予習・復習、授業内容に関する調査・考察)を毎回課す。
注意点:
本科(准学士課程)の学習教育目標:RB2(◎)
環境生産システム工学プログラムの学習教育目標:JB3(◎)
この科目は、学修単位A(15時間の授業で1単位)の科目である。ただし、授業外学修の時間を含む。
授業外学習として、各単元の予習・復習を行う
達成度評価方法(JB3):授業内容に関する試験を50%、課題を50%で評価する。必要に応じて、課題の追加提出および再試験を実施することがある。
評価基準:上記の達成度評価方法(100点満点)で60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス説明、センサとは センサに求められる性能を理解する
【時間外学修:身近なセンサの事例を調査する】
2週 電気磁気センサの原理 電気磁気センサの原理と材料を知る
【時間外学修:電気磁気センサの原理をまとめる】
3週 電気磁気センサの応用 電気磁気センサの応用事例を知る
【時間外学修:電気磁気センサの応用事例を調査する】
4週 光・放射線センサの原理 光・放射線センサの原理と材料を知る
【時間外学修:光・放射線センサの原理をまとめる】
5週 光・放射線センサの応用 光・放射線センサの応用事例を知る
【時間外学修:光・放射線センサの応用事例を調査する】
6週 化学センサの原理 化学センサの原理と材料を知る
【時間外学修:化学センサの原理をまとめる】
7週 化学センサの応用 化学センサの応用事例を知る
【時間外学修:化学センサの応用事例を調査する】
8週 今後のセンサの展望 授業で取り扱ったセンサについて理解を深める
【時間外学修:今後のセンサについて考察する】
4thQ
9週 学期末試験
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合5050100
専門的能力5050100