到達目標
(1)各種センサの材料や構造と、その特徴を理解できること。
(2)各種センサの応用事例、活用事例を理解できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標(1) | 各種センサの材料とセンシングの原理だけでなく、高性能化に向けた材料面での問題や改善方法も説明できる。 | 各種センサの材料とセンシングの原理を説明できる。 | 各種センサの材料が説明できない。または、説明できるが、原理を説明できない。 |
到達目標(2) | 各種センサ材料の活用事例を説明でき、今後の応用方法を考察できる。 | 各種センサ材料の活用事例を説明できる。 | 各種センサ材料の活用事例を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目は、学際領域科目である。IoT(Internet of things)技術が様々な分野に導入されている。これは、膨大なデータを処理するコンピュータの能力向上とともに、様々な物理現象がセンサによって電気信号に変換され、コンピュータによって処理できるようになったからである。それらセンサの特徴の理解は、機械、電気電子、電子情報、物質、環境都市といった専門分野にかかわらず、これからのものづくり、環境づくりのために重要である。
授業の進め方・方法:
授業においては、座学を中心とし、センサ材料に関する講義を行う。さらに、授業外学修のための課題(予習・復習、授業内容に関する調査・考察)を毎回課す。
注意点:
本科(准学士課程)の学習教育目標:RB2(◎)
環境生産システム工学プログラムの学習教育目標:JB3(◎)
この科目は、学修単位A(15時間の授業で1単位)の科目である。ただし、授業外学修の時間を含む。
授業外学習として、各単元の予習・復習を行う
達成度評価方法(JB3):授業内容に関する試験を50%、課題を50%で評価する。必要に応じて、課題の追加提出および再試験を実施することがある。
評価基準:上記の達成度評価方法(100点満点)で60点以上を合格とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
シラバス説明、センサとは |
センサに求められる性能を理解する 【時間外学修:身近なセンサの事例を調査する】
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2週 |
電気磁気センサの原理 |
電気磁気センサの原理と材料を知る 【時間外学修:電気磁気センサの原理をまとめる】
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3週 |
電気磁気センサの応用 |
電気磁気センサの応用事例を知る 【時間外学修:電気磁気センサの応用事例を調査する】
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4週 |
光・放射線センサの原理 |
光・放射線センサの原理と材料を知る 【時間外学修:光・放射線センサの原理をまとめる】
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5週 |
光・放射線センサの応用 |
光・放射線センサの応用事例を知る 【時間外学修:光・放射線センサの応用事例を調査する】
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6週 |
化学センサの原理 |
化学センサの原理と材料を知る 【時間外学修:化学センサの原理をまとめる】
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7週 |
化学センサの応用 |
化学センサの応用事例を知る 【時間外学修:化学センサの応用事例を調査する】
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8週 |
各自の関心があるセンサに関するプレゼンテーション |
プレゼンテーションを通じて、授業で取り扱ったセンサについて理解を深める 【時間外学修:発表用資料を作成する】
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4thQ |
9週 |
学期末試験 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |