建設材料

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 建設材料
科目番号 0016 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 学際領域科目群 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 樋口 直也

到達目標

(1) 各種材料の種類、特徴(長所、短所)について説明できること
(2) 各種材料の原料、製造工程、性質および用途を説明できること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
各種材料の種類、特徴各種材料の種類、特徴を他者に説明できる。各種材料の種類、特徴を理解できる。各種材料の種類、特徴を理解できていない。
各種材料の原料,製造工程,性質および用途各種材料の原料,製造工程,性質および用途を他者に説明できる。各種材料の原料,製造工程,性質および用途を理解できる。各種材料の原料,製造工程,性質および用途を理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築構造物は単一の材料で成り立っているのではなく,複数の材料を上手に組み合わせることによって形づくられている.そして,構造物の機能を損なわずに長く使用するためには,目的に適った材料選びが最初の関門となる.本講義を通して個々の材料の特性,品質規格やそれを裏付ける試験方法,メンテナンス手法を学習する.
授業の進め方・方法:
自作教材を用いて建設材料各論を解説する.また,1つの章が終わるごとに『授業外学習』を行う.
注意点:
本授業は,各週で開講する.
この科目は、学修単位A(15時間の授業で1単位)の科目である。ただし、授業外学修の時間を含む。
評価基準:60点以上を合格とする.
参考書:図説 わかる材料 土木・環境・社会基盤施設をつくる:宮川豊章 監修、岡本亨久 編(学芸出版)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・建設材料概論 シラバスの説明, 建設材料の歴史と現状
2週 授業外学習:建設材料が開発された理由
3週 木材 木材の種類と材料特性、建設材料としての使用事例
4週 授業外学習:木材の特性を生かした建物の事例について調査
5週 アルミニウム アルミニウムの材料特性、建設材料としての使用事例
6週 授業外学習:アルミニウムの特性を生かした建物の事例について調査
7週 鉄 ( 鋼 ) 鉄(鋼)の種類と材料特性、建設材料としての使用事例
8週 授業外学習:鉄(鋼)の特性を生かした建物の事例について調査
2ndQ
9週 コンクリート コンクリートの種類と材料特性、建設材料としての使用事例
10週 授業外学習:コンクリートの特性を生かした建物の事例について調査
11週 炭素繊維 炭素繊維の材料特性、建設材料としての使用事例
12週 授業外学習:炭素繊維の特性を生かした建物の事例について調査
13週 ゴム ゴムの材料特性、建設材料としての使用事例
14週 授業外学習:ゴムの特性を生かした建物の事例について調査
15週 建設材料に関する総括
16週 授業の振り返り
授業外学習:建設材料の今後の展開と可能性

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート試験その他合計
総合評価割合10000100
専門的能力10000100