到達目標
(1) 専門分野について与えられた、実験・演習課題の工学的意義を理解し,提示された方法を計画・実行することにより,定められた期限までに妥当な結果を導けること.
(2) 数学や情報処理の知識・技術を用いて,実験または数値シミュレーションの結果を適切に処理できること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 電気・電子工学の理論を説明でき、その知識を実際に活用できる。 | 電気・電子工学の理論を説明できる。 | 電気・電子工学の理論を説明できない。 |
評価項目2 | 安全に対して注意を払いながら実験を遂行でき、改善案などが提案できる。 | 安全に対して注意を払いながら実験を遂行できる。 | 安全に対して注意を払いながら実験を遂行できない。 |
評価項目3 | 実験により得られたデータを、他人にも分かるようにまとめ、データの解析・考察を行った上で報告書にまとめて、その内容を説明でき、また実験データより、実験方法等の誤りを指摘できる。 | 実験により得られたデータを、他人にも分かるようにまとめ、データの解析・考察を行った上で報告書にまとめて、その内容を説明できる。 | 実験により得られたデータを、他人にも分かるようにまとめ、データの解析・考察を行った上で報告書にまとめて、その内容を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE JE1
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JABEE JE2
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教育方法等
概要:
専門分野のより発展的な課題について安全に実験を行い,総合的に理解させると同時に,正しいデータの解析方法ならびに適切な実験レポートの作成方法を指導する.
授業の進め方・方法:
4つのテーマをローテーションして行う。テーマ毎に担当教員が交代する。
注意点:
学習・教育目標:環境生産システム工学プログラム: JE1(◎), JE2(◎)
評価方法:各テーマ毎に、実験実習および結果記録状況を60%、レポートおよびそれに基づく考察・議論を40%で評価する。総合評定は、各テーマの評価の平均とする(詳細は実験書に記載)
評価基準:100点満点で60点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
テキスト配布、安全教育、次回実験の予習
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2週 |
Cu薄膜のXPS分析(1) |
真空蒸着法で作成したCu薄膜についてXPS測定を行い、酸化による化学状態の変化を考察する。 (1)実験の予備学習
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3週 |
Cu薄膜のXPS分析(2) |
同上 (2)実験
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4週 |
Cu薄膜のXPS分析(3) |
同上 (3)実験報告書の提出と報告書に基づいたディスカッション
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5週 |
電界効果トランジスタの特性測定(1) |
電界効果トランジスタ(FET)の動作原理について学習(復習)したのち、それを確認するための実験を行う。 (1)実験の予備学習
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6週 |
電界効果トランジスタの特性測定(2) |
同上 (2)実験
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7週 |
電界効果トランジスタの特性測定(3) |
同上 (3)実験報告書の提出と報告書に基づいたディスカッション
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8週 |
金属ナノ粒子作製と評価(1) |
色素増感型太陽電池の基礎、基板の作製と評価、基板取扱い方法 (1)実験の予備学習
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2ndQ |
9週 |
金属ナノ粒子作製と評価(2) |
同上 (2)実験
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10週 |
金属ナノ粒子作製と評価(3) |
同上 (3)実験報告書の提出と報告書に基づいたディスカッション
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11週 |
Scilab・Xcosによる制御器設計(1) |
制御系の設計および性能評価 (1)実験の予備学習
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12週 |
Scilab・Xcosによる制御器設計(2) |
同上 (2)実験
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13週 |
Scilab・Xcosによる制御器設計(3) |
同上 (3)実験報告書の提出と報告書に基づいたディスカッション
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14週 |
レポート指導 |
報告書の内容について、各テーマ教員から指導を受け、必要な修正を行う。
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15週 |
まとめ |
修正後の報告書を提出し、指導評価を受ける。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理実験 | 物理実験 | 測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。 | 4 | |
安全を確保して、実験を行うことができる。 | 4 | |
実験報告書を決められた形式で作成できる。 | 5 | |
有効数字を考慮して、データを集計することができる。 | 5 | |
電磁気に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 6 | |
電子・原子に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 6 | |
評価割合
| 実験実習・記録状況 | レポート・議論 | | | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 40 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |