到達目標
1) 技術者になるために技術者倫理を育成することにより地球環境について包括的な取り組みができる
(2) 地球環境を理解し、技術者としての倫理観を習得することができること
(3) 技術者倫理の観点から創造性豊かな発想のもと、多面的視点から課題を検討・考察できること
(4) 上記の到達目標をふまえて、学協会の倫理規定・指針の重要性を理解し、説明できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 技術者になるために技術者倫理を育成することにより地球環境について包括的な取り組みができる
| 技術者になるために技術者倫理を育成することにより地球環境について包括的な取り組みが概ねできる
| 技術者になるために技術者倫理を育成することにより地球環境について包括的な取り組みができない
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| 評価項目2 | 地球環境を理解し、技術者としての倫理観を習得することができる | 地球環境を理解し、技術者としての倫理観を習得することが概ねできる | 地球環境を理解し、技術者としての倫理観を習得することができない |
| 評価項目3 | 技術者倫理の観点から創造性豊かな発想のもと、多面的視点から課題を検討・考察できる
| 技術者倫理の観点から創造性豊かな発想のもと、多面的視点から課題を検討・考察概ねできる
| 技術者倫理の観点から創造性豊かな発想のもと、多面的視点から課題を検討・考察できない。
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
科学技術は人間社会に豊かさと快適さを与えた反面、無知とずさんな運用で地球環境を破壊･汚染してきた。あと50億年間は寿命のある地球に持続して人間が生存できるために、地球にやさしい科学技術の開発を目指さなければならない。科学技術の真理を探求する上で、それぞれの専門分野で倫理やモラルといった技術者の個の自律・自立に関する教育を施し、人類の幸福と福祉に貢献する科学技術者の倫理教育を目標とする。また、自己の専門分野に関わる倫理規定・指針の内容を理解し、その重要性を示すことができること。
授業の進め方・方法:
本科目は学修単位科目である。従って、授業においては、技術者倫理に関する講義と演習を行い、さらに、授業外学修のための課題(予習復習、授業内容に関する調査・考察)を課す。
技術者教育における倫理教育であるため、産業安全や地球の環境倫理を踏まえた教育を行うとともに、環境、生命、安全、情報、失敗や創造など多面的な視点から、技術者倫理について教授する。
注意点:
期末試験50%に課題レポート点50%を加えて評価する。課題レポートは授業時間外の学修エビデンスとして評価する。60点を満たない者に対しては再試験をして成績評価を行い、合格の場合は60点とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
ガイダンス 産業安全学１ |
シラバスの説明、労働安全に関する講義
【授業外学習】労働安全に関する法令等の復習等
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| 2週 |
地球を知ること |
公害問題・地球環境問題・環境倫理に関する講義および演習
【授業外学習】公害・地球環境に関する復習等
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| 3週 |
遺伝子操作と倫理 |
遺伝子組換え技術と生命科学の倫理に関する講義
【授業外学習】遺伝子組換え技術に関する復習等
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| 4週 |
モラルと倫理１ 技術者教育１ |
倫理と技術 専門職の特質に関する講義
【授業外学習】倫理規定に関する調査等
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| 5週 |
２１世紀を担う技術者とは１ |
地球環境技術に関する講義および演習
【授業外学習】地球環境技術に関する復習等
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| 6週 |
技術者教育２ 過ちから学ぶこと１ |
倫理規定と国際的な評価に関する講義 技術者の職務に関する講義および映像学習
【授業外学習】学協会の倫理規定・指針の調査等 技術者教育のあり方に関する復習等
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| 7週 |
過ちから学ぶこと２ |
事故から学ぶ技術者倫理と技術者の自律に関する講義 映像学習
【授業外学習】事故等の事例の復習・調査等
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| 8週 |
２１世紀を担う技術者とは２ |
環境倫理とライフプランに関する講義および演習
【授業外学習】環境倫理に関する復習等
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| 2ndQ |
| 9週 |
過ちから学ぶこと３ |
失敗と創造性に関する講義 失敗学の映像学習
【授業外学習】失敗学に関する復習・調査等
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| 10週 |
モラルと倫理２ |
他律と自律に関する講義および演習
【授業外学習】カントの義務論に関する復習等
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| 11週 |
産業安全学２ |
産業安全と技術者の責務に関する講義
【授業外学習】産業安全と技術者の責務に関する復習等
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| 12週 |
産業安全学３ |
リスクアセスメントに関する講義および演習
【授業外学習】リスクアセスメントに関する復習等
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| 13週 |
モラルと倫理３ |
モラルと常識に関する講義および演習
【授業外学習】義務倫理に関する復習等
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| 14週 |
技術と自制 |
科学技術を凶器としない自制に関する講義
【授業外学習】技術者の社会的責任に関する復習等
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| 15週 |
まとめ |
半期のまとめ
【授業外学習】技術者倫理全般に関する復習等
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| 16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 | 100 |
| 基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 | 100 |
| 専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |