人間と社会

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 人間と社会
科目番号 0018 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 廣重 準四郎,川畑 弥生

到達目標

・人間や社会について考察する多様な視角が存在することを理解し、複数の人間像ないしは社会像の概要を検討・考察することができる。
・ 経済学の基礎概念や経済の歴史を習得し、現代経済の本質について考察することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1人間や社会について考察する多様な視角が存在することを理解し、複数の人間像ないしは社会像の概要を検討・考察することが十分にできる。人間や社会について考察する多様な視角が存在することを理解し、複数の人間像ないしは社会像の概要を検討・考察することがある程度できる。人間や社会について考察する多様な視角が存在することを理解し、複数の人間像ないしは社会像の概要を検討・考察することができない。
評価項目2経済学の基礎概念や経済の歴史を習得し、現代経済の本質について考察することが十分にできる。経済学の基礎概念や経済の歴史を習得し、現代経済の本質について考察することがある程度できる。経済学の基礎概念や経済の歴史を習得し、現代経済の本質について考察することができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
多様で複雑化した現代社会において活躍する技術者にとって必要な人間及び社会に対する問題意識を形成するために、経済学の基礎概念をおさえながら、経済学の諸理論にも目配りしつつ、経済社会の歴史的発展をたどり、現代資本主義の本質に迫る。それをふまえて戦後日本経済のあゆみを跡づけ、現代社会の諸問題への経済学的アプローチも試みる。
授業の進め方・方法:
・この科目は、学修単位B(30時間の授業で1単位)の科目であり、授業外学習として予習や復習などの課題を課す。
・講義担当者が授業ごとに準備したレジュメに沿って学習を行う。
注意点:
・初回の授業の際に伝える「受講に際しての注意事項」を厳守すること。
・成績評価は後期期末試験の得点のみで行い、100点満点の60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 イントロダクション 授業の進め方、到達目標、成績評価法などについて理解できる。
2週 経済学の基礎概念(1) 富、生産力、生産関係、生産様式について理解できる。
3週 経済学の基礎概念(2) 商品、貨幣、市場について理解できる。
4週 経済学の諸理論(1) 黎明期から古典派までの議論の要点を理解できる。
5週 経済学の諸理論(2) 新古典派以降の近代経済学およびマルクス経済学の基本的な議論を理解できる。
6週 経済社会の発展(1) 経済社会の歴史をとらえる基本的な視角ついて理解できる。
7週 経済社会の発展(2) 原始共同体社会から奴隷制社会までについて理解できる。
8週 経済社会の発展(3) 封建制社会から資本主義社会までについて理解できる。
4thQ
9週 資本主義経済の機構(1) 資本主義社会の基本構造と外見的特徴について理解できる。
10週 資本主義経済の機構(2) 利潤の源泉と発生のメカニズムについて理解できる。
11週 日本経済のあゆみ(1) 戦前日本経済の特徴および戦後復興について理解できる。
12週 日本経済のあゆみ(2) 高度成長期から安定成長期までについて理解できる。
13週 日本経済のあゆみ(3) バブル景気とその崩壊について理解できる。
14週 現代社会の諸問題(1) 日本の女性労働問題について理解できる。
15週 現代社会の諸問題(2) 資源問題・環境問題の本質について理解できる。
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表小テストポートフォリオレポートその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000