生産システム工学演習Ⅰ(EI)

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 生産システム工学演習Ⅰ(EI)
科目番号 0027 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 参考書:基礎解析学,裳華房,矢野健太郎,石原繁  An Introduction to Physical Based Modeling:DIfferential Equation Basics
担当教員 下條 雅史

到達目標

(1) 専門分野の諸問題に対処するための基礎となる数学の知識を習得すること。その知識の専門分野における意義を理解すること。(JB1)
(2) 各担当教員が選択した英語で書かれた学術論文、解説、論説文を筆者の意図に沿って読解し、その内容を日本語で説明できること。(JC2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
(1) 専門分野の諸問題に対処するための基礎となる数学の知識を習得すること。その知識の専門分野における意義を理解すること。(JB1)様々な線形微分方程式が解ける。また、様々な線形な物理系について,微分方程式を立てて解ける。代表的な線形微分方程式を解ける。代表的な線形システムについて,微分方程式を立てることができる。左の段階に達してない
(2) 各担当教員が選択した英語で書かれた学術論文、解説、論説文を筆者の意図に沿って読解し、その内容を日本語で説明できること。(JC2)教材である講義ノートについて,単に和訳するだけでなく,その内容を具体例をあげて説明できかつ他の表現法を見つけることができる。正確な和訳ができる。左の段階に達してない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
数学については,本科で学習した内容を基礎に,専門分野に必要な内容の演習によって演算能力,数学的処理能力を高める.
英語については,各専門分野の文献等を通読理解できるようにする.
これらの演習により,専門技術者としての基礎的能力のレベルアップを図る.
授業の進め方・方法:
数学については、参考文献の内容について講義したのち、文献にある問題を各自解いて、プレゼンを行う。
英語については、参考文献を輪読する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス配布説明
線形微分方程式の解法(1)
【授業外学習】線形微分方程式の解法(1)の復習
変数分離による方程式の解法を行えること
2週 線形微分方程式の解法(2)
【授業外学習】線形微分方程式の解法(2)の復習
線形微分方程式の一般解を出せること。
3週 線形微分方程式の解法(3)
【授業外学習】線形微分方程式の解法(3)の復習
同次微分方程式を解けること
4週 線形微分方程式の解法(4)
【授業外学習】線形微分方程式の解法(4)の復習
線形微分方程式の一般解を出せること。
5週 線形微分方程式の解法(5)
【授業外学習】線形微分方程式の解法(5)の復習
ベルヌーイの微分方程式を解けること。
6週 線形微分方程式の解法(6)
【授業外学習】線形微分方程式の解法(6)の復習
完全微分方程式および積分因子をかけて完全微分方程式となる方程式を解けること
7週 線形微分方程式の解法(7)
【授業外学習】線形微分方程式の解法(7)の復習
その他の微分方程式および,応用問題を解けること。
8週 確認試験
2ndQ
9週 確認試験の解答
電子情報工学に関する論文の輪読(1)
【授業外学習】電子情報工学に関する輪読(1)の復習
常微分方程式の初期値問題について、英語論文を輪読し通読し、専門語彙や内容を理解する。
10週 電子情報工学に関する論文の輪読(2 )
【授業外学習】電子情報工学に関する輪読(2)の復習
常微分方程式の数値解法の諸問題について、専門語彙や内容を理解する。
11週 電子情報工学に関する論文の輪読(3)
【授業外学習】電子情報工学に関する輪読(3)の復習
Euler法について、英語論文を輪読し通読し、専門語彙や内容を理解する。
12週 電子情報工学に関する論文の輪読(4)
【授業外学習】電子情報工学に関する輪読(4)の復習
Euler法について、誤差の評価やEuler法の問題について、英語の専門語彙とともに理解する。
13週 電子情報工学に関する論文の輪読(5)
【授業外学習】電子情報工学に関する輪読(5)の復習
Midpoint法について、英語論文を輪読し通読し、専門語彙や内容を理解する。
14週 電子情報工学に関する論文の輪読(5)
【授業外学習】電子情報工学に関する輪読(5)の復習
Adaptive Stepsizeについて、英語論文を輪読し通読し、専門語彙や内容を理解する。
15週 電子情報工学に関する論文の輪読(6)
【授業外学習】電子情報工学に関する輪読(6)の復習
英語論文を輪読し通読し、専門語彙や内容を理解する。
16週 確認試験 確認試験とその回答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力300000030
専門的能力500000050
分野横断的能力200000020