生物学

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 生物学
科目番号 0030 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教員が配布するプリント
担当教員 川村 敏之,上島 晃智

到達目標

(1)生命現象を論理的に分子レベルで説明を行うことができること。
(2)生じた諸問題を解決するにおいて、生物学の知識を用い論理的に解釈できること。
(3)バイオテクノロジーの技術について理解できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生じた課題を生物学の知見から論理的に解決できること生じた課題を生物学の知見から論理的に理解できること生じた課題を生物学の知見から説明できない
評価項目2バイオテクノロジーの技術について習熟し、問題解決できることバイオテクノロジーの技術について詳細な説明が他者へできることバイオテクノロジーの技術について習熟できていない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

JABEE JA2 説明 閉じる
JABEE JB1 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
生物のさまざまな生理現象について、どのようなメカニズムで起こるかを論理的に解説する。
授業の進め方・方法:
スライドやプリントを使用して授業を行う。説明を聞き板書するだけではなく課題について自主的に考察し簡潔に説明するトレーニングも行う。試験で到達度を確認する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス説明、細胞(真核生物・原核生物・古細菌)、ウイルス 細胞(真核生物・原核生物・古細菌)、ウイルスについて理解できること
2週 生体分子(糖・タンパク質・脂質・核酸) 生体分子(糖・タンパク質・脂質・核酸)について理解できること
3週 細胞内構造(オルガネラ・細胞骨格・アクチン繊維・チューブリン)、細胞間接着(カドヘリン) 細胞内構造(オルガネラ・細胞骨格・アクチン繊維・チューブリン)、細胞間接着(カドヘリン)について理解できること
4週 細胞分裂(細胞周期・減数分裂) 細胞分裂(細胞周期・減数分裂)について理解できること
5週 セントラルドグマ(転写・翻訳・複製) セントラルドグマ(転写・翻訳・複製)について理解できること
6週 酵素 酵素について理解できること
7週 分化(胚発生・卵割・体軸(上下、前後、左右の決定機構)) 分化(胚発生・卵割・体軸(上下、前後、左右の決定機構))について理解できること
8週 分化万能性(ES細胞、iPS細胞、植物、プラナリア) 分化万能性(ES細胞、iPS細胞、植物、プラナリア)について理解できること
2ndQ
9週 微生物の基礎(細菌・糸状菌・放線菌・細胞壁の構造、発酵食品、抗生物質とは) 微生物の基礎(細菌・糸状菌・放線菌・細胞壁の構造、発酵食品、抗生物質とは)について理解できること
10週 植物生理学の基礎(オーキシン・サイトカイニン・アブサイジン酸・エチレン・矮化、光屈性、重力屈性、乾燥耐性) 植物生理学の基礎(オーキシン・サイトカイニン・アブサイジン酸・エチレン・矮化、光屈性、重力屈性、乾燥耐性)について理解できること
11週 脊椎動物(ホルモン・受容体・恒常性) 脊椎動物(ホルモン・受容体・恒常性)について理解できること
12週 ヒトの進化と遺伝,生物の寿命と多様性 ヒトの進化と遺伝,生物の寿命と多様性について理解できること
13週 脳と心(記憶、活動電位、神経伝達物質、跳躍伝導) 脳と心(記憶、活動電位、神経伝達物質、跳躍伝導)について理解できること
14週 物質の循環と生物の関わり(炭酸固定・窒素固定・脱窒・硝化・光合成) 物質の循環と生物の関わり(炭酸固定・窒素固定・脱窒・硝化・光合成)について理解できること
15週 学習のまとめ 学習のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・レポート相互評価態度ポートフォリオ出席点合計
総合評価割合702000010100
基礎的能力0000000
専門的能力702000010100
分野横断的能力0000000