環境システム工学特別研究Ⅰ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 環境システム工学特別研究Ⅰ
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 学修単位: 6
開設学科 環境システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 前期:8 後期:10
教科書/教材 研究テーマに関連するすべての教科書
担当教員 佐藤 匡

到達目標

(1) 特別研究Ⅰ発表会概要集において,その内容を自分の言葉で正しく記述・表現できること.(JC3)
(2) 特別研究Ⅰ発表会において,聴衆を意識しながら口頭発表を論理的に展開できること.(JC3)
(3) 特別研究Ⅰ発表会において,聴衆の質疑に対して適切に応答できること.(JC4)
(4) 特別研究Ⅰ発表会において,発表者の主張に対して真摯な態度で聴講し,疑問点を質問できること.(JC4)
(5) 特別研究Ⅰ発表会概要集および発表会において,正確でわかりやすいグラフ,図表,プレゼンテーションスライドを,必要に応じて用意できること.(JC5)
(6) 特別研究Ⅰ発表会概要集を期限までに提出できること.(JE4)
(7) 特別研究Ⅰ発表会において,研究テーマに沿った考察対象に関する見解をまとめてあり,その内容が論理的に構築され,問題解決のための仮説が適切に立てられていること.(JE5)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1発表会概要集において,その内容を自分の言葉で正しく記述・表現できる.発表会概要集において,その内容を自分の言葉で記述・表現できる.発表会概要集において,その内容を自分の言葉で記述・表現できるない.
到達目標2発表会において,聴衆を意識しながら口頭発表を十分な論理的展開ができる.発表会において,聴衆を意識しながら口頭発表を論理的展開ができる.発表会において,聴衆を意識しながら口頭発表を論理的展開ができない.
到達目標3発表会において,聴衆の質疑に対して適切に応答できる.発表会において,聴衆の質疑に対して応答できる.発表会において,聴衆の質疑に対して応答できない.
到達目標4発表会において,発表者の主張に対して真摯な態度で聴講し,いくつかの疑問点を質問できる.発表会において,発表者の主張に対して真摯な態度で聴講し,疑問点を質問できる.発表会において,発表者の主張に対して真摯な態度で聴講し,疑問点を質問できるない.
到達目標5発表会概要集および発表会において,正確でわかりやすいグラフ,図表,プレゼンテーションスライドを,必要に応じて用意できる.発表会概要集および発表会において,グラフ,図表,プレゼンテーションスライドを,必要に応じて用意できる.発表会概要集および発表会において,グラフ,図表,プレゼンテーションスライドを,必要に応じて用意できるない.
到達目標6発表会概要集を期限までに提出できる.発表会概要集を期限までに提出できる.発表会概要集を期限までに提出できるない.
到達目標7発表会において,研究テーマに沿った考察対象に関する見解をまとめてあり,その内容が論理的に構築され,問題解決のための仮説が適切に立てることができる.発表会において,研究テーマに沿った考察対象に関する見解をまとめてあり,その内容が論理的に構築され,問題解決のための仮説が立てることができる.発表会において,研究テーマに沿った考察対象に関する見解をまとめたり,その内容が論理的に構築できず,問題解決のための仮説も立てることができない.

学科の到達目標項目との関係

JABEE JC3 説明 閉じる
JABEE JC4 説明 閉じる
JABEE JC5 説明 閉じる
JABEE JE2 説明 閉じる
JABEE JE3 説明 閉じる
JABEE JE4 説明 閉じる
JABEE JE5 説明 閉じる

教育方法等

概要:
指導教員のもとで、出身学科に関する研究テ-マについて,文献調査,実験,理論解析,数値解析,デ-タ整理を行いそれらを考察してテ-マに関する新しい知見を得る能力を身に付ける.また、得られた結果を口頭発表を行う能力を養成するとともに,専攻科2年になってからも,継続して研究できる能力を身に付ける.
授業の進め方・方法:
一人一テ-マを原則として指導教員の助言のもとでテ-マを選択する.なお,参考のために平成27年度修了生の研究テーマを記すと次のようである.
物質工学系
・色素骨格を含む高分子化合物の合成
・レーザ溶融静電紡糸法によるナノ繊維材料の創製とヒ素吸着能に関する研究
・シリンガアルデヒド分解菌を用いた2-ピロン-4’6-ジカルボン酸の生産
・微細藻類によるデンプン生産
・スーパーコンピュータを用いたDPCミセルの分子シミュレーション
・新規めっきプロセスによるLSI多層配線形成技術に関する基礎研究
・電子吸引性スルホニル側鎖を有するフタロシアニン化合物の合成
・ゼオライトによるセシウムイオン吸着特性に関する研究
環境都市工学系
・黄鉄鉱を含む中性土の化学的性質に関する一考察
・土砂災害に対する市民の避難判断基準についての提案
・コンクリート表面における水分の乾燥に着目したひび割れ深さの推定
・熱画像カメラを用いた構造物の内部欠陥の把握
・砕石とジオシンセティックスを併用した道路盛土の液状化時変形抑制効果に関する実験的研究
テーマに関する文献調査,実験,理論解析,数値解析、デ-タ整理を行い,年度末に研究成果の発表会を行う.自らが研究計画を立てて研究活動を行う.研究活動を記録した特別研究ノート(書式自由)を作成し,指導教員とディスカッションを通して成果を確認し,学会等の外部発表につなげられるようにする.調査,実験,解析やそれらのまとめなどの研究活動は授業時間内には終了しないことから,自らが計画した授業外学習が必要となる.
注意点:
環境生産システム工学プログラム:JC3(◎),JC4(◎),JC5(◎),JE4(◎),JE5(◎), JE2(○), JE3
評価方法
1.特別研究Ⅰ発表会概要集において,その内容を自分の言葉で正しく記述・表現できているかどうかを発表会参加教員全員が5段階で評価する.
2.特別研究Ⅰ発表会において,聴衆を意識しながら口頭発表を論理的に展開できるできているかどうかを発表会参加教員全員が5段階で評価する.
3.特別研究Ⅰ発表会において,聴衆の質疑に対して適切に応答しているかどうかを発表会参加教員全員が5段階で評価する.
4.特別研究Ⅰ発表会において,発表者の主張に対して真摯な態度で聴講し,疑問点を質問しているかどうかを発表会参加教員全員が5段階で評価する.
5.特別研究Ⅰ発表会概要集および発表会において,グラフや図表,プレゼンテーションスライドの表し方を発表会参加教員全員が5段階で評価する.
評価基準
・特別研究Ⅰ発表会概要集を期限までに提出する.
・特別研究Ⅰ発表会で口頭発表する.
・特別研究Ⅰ発表会概要集および発表会において発表会出席教員による評価がすべての評価項目において5段階で平均3以上とする.
JC3,JC4,JC5,JE5の達成度評価基準:特別研究Ⅰ発表概要集および発表会において,発表会出席教員による評価が関連するすべての評価項目において5段階で平均3以上を合格とする.
JE4の達成度評価基準:発表概要集を期限までに提出できれば合格とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、研究室配属,研究活動開始(研究活動の内容はテーマによって異なる.指導教員との検討を重ねて,自ら目標を定めて計画し,修正を加えながら実行すること.)
2週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
3週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
4週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
5週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
6週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
7週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
8週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
2ndQ
9週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
10週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
11週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
12週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
13週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
14週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
15週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
16週
後期
3rdQ
1週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
2週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
3週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
4週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
5週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
6週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
7週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
8週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
4thQ
9週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
10週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
11週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
12週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
13週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
14週 研究活動(指導教員とのディスカッションを適宜含む)
15週 特別研究Ⅰ発表会
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

概要集発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合28720000100
基礎的能力0000000
専門的能力28720000100
分野横断的能力0000000