到達目標
(1) 固体化学と材料物性の工学的基礎の上に,材料科学・技術の開発における材料化学の重要性を認識ならびに理解できること.
(2) 特に,最近の地球環境問題や環境負荷の低減化への対応を目指した材料技術の研究開発に関して,自らも調査・考察しながら深く理解し, レポ-トにまとめ, プレゼンテ-ションする能力を有していること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 固体化学と材料物性の工学的基礎の上に,材料科学・技術の開発における材料化学の重要性を認識ならびに理解できる. | 材料科学・技術の開発における材料化学の重要性を認識ならびに理解できる.
| 材料科学・技術の開発における材料化学の重要性を認識ならびに理解できない.
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評価項目2 | 最近の地球環境問題や環境負荷の低減化への対応を目指した材料技術の研究開発に関して,自らも調査・考察しながら深く理解し, レポ-トにまとめ, プレゼンテ-ションする能力を有している. | 最近の地球環境問題や環境負荷の低減化への対応を目指した材料技術の研究開発に関して,自らも調査・考察しながら理解し, レポ-トにまとめ, プレゼンテ-ションする能力を有している. | 最近の地球環境問題や環境負荷の低減化への対応を目指した材料技術の研究開発に関して,自らも調査・考察しながら理解し, レポ-トにまとめ, プレゼンテ-ションする能力を有していない. |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現在,科学技術における国際競争力の維持・強化や地球環境問題への対応を目指した重点的な研究開発課題として,「ライフサイエンス」,「情報通信」,「環境」等と共に「ナノテクノロジ-・材料」分野が挙げられ,次世代の社会経済の発展を先導するICT,環境,バイオ等の広範な産業分野の技術革新をリ-ドする基盤技術として位置付けられている. 本講義では,固体化学と材料の構造・物性の基礎を解説し,材料科学・技術の開発における材料化学の重要性を認識ならびに理解させ,特に,「ナノテクノロジ-」と新規材料開発への応用(材料ナノテクノロジ-)に関して,最新の研究開発についての調査・報告を基に,新しい課題・分野に挑戦する能力ならびにプレゼンテ-ション能力の育成を目指す.
授業の進め方・方法:
固体化学と材料の構造・物性の工学的基礎の上に,特にその応用に関して材料化学の観点から教授する.その理解に役立つ入門的な事象例と最近の研究・技術開発を紹介・解説すると共に,それに関する調査レポ-トならびにプレゼンテ-ションを課す.
注意点:
環境生産システム工学プログラム:JB3(◎)
関連科目:材料工学(物質系本科5年),物質科学(専攻科共通1年),先端材料工学(専攻科共通2年)
評価方法:定期試験の成績を50%,課題レポ-トの内容を20%,ならびにプレゼンテ-ションの内容を30%として到達目標を総合的に評価し,学年成績とする.
評価基準:到達目標と科目の合否は学年成績60点以上で合格とする.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業概要,ガイダンス シラバスの説明,物質と材料 |
物質と材料の関係を理解できる.
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2週 |
固体の構造 化学結合,結晶構造 |
固体の構造(化学結合と結晶構造)について理解できる.
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3週 |
固体の相平衡と反応 固体の熱力学,格子欠陥と表面,固体の反応 |
固体の相平衡と反応(固体の熱力学,格子欠陥と表面,固体の反応)について理解できる.
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4週 |
固体のキャラクタリゼ-ション |
固体のキャラクタリゼ-ションについて理解できる.
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5週 |
固体の量子論 |
固体の量子論について理解できる.
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6週 |
固体の物性と材料合成 固体の電気的性質 |
固体の物性と材料合成(固体の電気的性質)について理解できる.
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7週 |
固体の物性と材料合成 固体の磁気的性質 |
固体の物性と材料合成(固体の磁気的性質)について理解できる.
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8週 |
固体の物性と材料合成 固体の光物性 |
固体の物性と材料合成(固体の光物性)について理解できる.
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4thQ |
9週 |
固体の物性と材料合成 固体の熱的性質,固体の力学的性質 |
固体の物性と材料合成(固体の熱的性質,固体の力学的性質)について理解できる.
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10週 |
ナノテクノロジ-・材料 材料ナノテクノロジ-とは? |
「材料ナノテクノロジ-」について理解できる.
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11週 |
ナノテクノロジ-・材料 ナノ構造構築と機能性 |
ナノ構造構築と機能性について理解できる.
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12週 |
ナノテクノロジ-・材料 カ-ボンナノ材料 |
カ-ボンナノ材料について理解できる.
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13週 |
プレゼンテ-ション 課題レポ-トのプレゼンテ-ション |
課題レポ-トを作成してプレゼンテ-ションができる.
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14週 |
プレゼンテ-ション 課題レポ-トのプレゼンテ-ション,まとめ |
課題レポ-トのプレゼンテ-ションができる.
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
学習内容のまとめ |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 30 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 30 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |