到達目標
(1)地域まちづくりについて,地域資源,地方創生,地域循環などの観点から説明できる.
(2)地域の現状の課題,地域の役割を説明できる.
(3)建設分野におけるUAVの活用事例を挙げて説明できること.
(4)空撮画像からオルソモザイク画像,数値表面モデルの生成までの流れを説明できること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地域の現状の課題,地域の役割を説明できる | 地域の現状の課題,地域の役割をある程度説明できる | 地域の現状の課題,地域の役割を説明できない |
評価項目2 | 建設分野におけるUAVの活用技術について説明できる | 建設分野におけるUAVの活用技術についてある程度説明できる | 建設分野におけるUAVの活用技術について説明できない |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
地域が有するさまざまな課題を把握し,地域資源の活用,地方創生を実現する考え方を身に着けることを目的とする.
また,近年,公共工事ではi-Constructionの流れを受けてUAVを測量の道具として活用することができるようになった.新しい測量技術としてのUAVの活用,規則,求められる精度,空撮画像の活用方法について学習する.
授業の進め方・方法:
前半は,「地域まちづくり編」とし,持続可能な地域まちづくり、地域の現状の課題,地域の役割について学習する.後半は,「空撮画像の活用編」とし,UAV(無人航空機)を用いた飛行および空撮,数値表面モデルやオルソモザイク画像の生成,地理情報システムのレイヤーとしての活用について講義・演習を行う.
注意点:
【学習・教育目標】
環境生産システム工学プログラム:JB3(◎)
【関連科目】
環境都市工学設計製図Ⅱ
【評価方法】
前半の「地域まちづくり編」は,課題の内容(20%)とグループワーク(30%)で評価する .
後半の「空撮画像の活用編」は,期末試験(30%),報告書(20%)で評価する.
【評価基準】
学年成績60点以上を合格とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
「地域まちづくり」のガイダンス |
シラバスの説明
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2週 |
持続可能な地域のためのまちづくり |
地方創生,地域循環について理解する
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3週 |
観光と地域マネジメント |
観光ブランディング,インバウンド,地域資源について理解する
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4週 |
グループワーク① |
発想法
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5週 |
グループワーク② |
地域が抱えている課題を各自で調査
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6週 |
グループワーク③ |
課題設定
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7週 |
グループワーク④ |
課題解決に向けた取り組み
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8週 |
「空撮画像の活用編」のガイダンス |
UAV(Unmanned Aerial Vehicle)の飛行禁止区域,飛行の方法について理解する
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2ndQ |
9週 |
公共測量作業規定
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UAVの公共測量への活用について理解する
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10週 |
UAVの飛行演習
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UAVの飛行と空撮の演習
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11週 |
3Dモデルの生成 |
ポイントクラウド,地上基準点,3Dモデルの生成について理解する
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12週 |
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オルソモザイク画像,数値表面モデルの生成について理解する
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13週 |
空撮画像やDSMの地理空間情報としての活用 |
地理情報システム(GIS)に使用する地理空間データについて理解する
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14週 |
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ベクトルデータやラスターデータを用いた演習
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15週 |
期末試験 |
UAVによる測量
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16週 |
試験返却 |
空撮画像活用編のまとめ
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 空撮_試験 | 空撮_レポート | 地域まちづくり_レポート | 地域まちづくり_グループワーク | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 20 | 20 | 30 | 100 |
専門的能力 | 30 | 20 | 20 | 30 | 100 |