環境システム工学実験Ⅰ(B)

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 環境システム工学実験Ⅰ(B)
科目番号 0038 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 担当教員作成のテキスト
担当教員 田安 正茂,山田 幹雄,阿部 孝弘

到達目標

(1) 与えられた実験・演習課題の工学的意義を理解できること。提示された方法を計画・実行することができること。定められた期限までに妥当な結果を導けること。および、技術者としての基礎能力を身につけることができること。
(2) 数学や情報処理の知識・技術を用いて,実験または数値シミュレーションの結果を統計的に処理できること。適切な報告書をまとめることができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1到達目標に示す内容を達成し,やや複雑な問題が解けること.到達目標に示す内容を達成し,基本的な問題が解けること.到達目標に示す内容が達成できていない.
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
専門分野の応用的な課題について実験・演習を行い,専門領域の事象を総合的に理解する能力を高める.
授業の進め方・方法:
3つの課題について実験・演習を実施する.課題ごとに4週間にわたり,実験内容の説明,実験・演習,報告書の提出を行う.
科目のまとめとして,グループごとに実験・演習の成果をプレゼンテーションする.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 実験実習の項目とスケジュールを理解する.
2週 環境地盤実験①
環境地盤実験内容の説明,締固め試験
試験資料の締固め試験データの取得.
3週 環境地盤実験②
保水性試験①
保水性試験資料の作成.
4週 環境地盤実験③
保水性試験②
保水性試験の実施とデータ取得.
5週 環境地盤実験④
データ整理およびまとめ
データの整理とまとめを行い考察する.
6週 コンクリート工学実験①
コンクリートの配合設計
コンクリートの配合設計計算ができる.
7週 コンクリート工学実験②
コンクリートの打ち込み
配合設計に従い,コンクリートを練り上げ,供試体型枠に打設する.供試体を適切に養生する.
8週 水工学実験①
管水路実験内容の説明,実験準備
管水路実験の内容理解とデータシートの作成.
2ndQ
9週 水工学実験②
管水路実験
管水路実験による流体と固体壁との抵抗係数の測定
10週 水工学実験③
造波実験内容の説明,実験準備
造波水路の実験準備
11週 水工学実験④
造波実験
波の基礎的性質および反射率の測定
12週 コンクリート工学実験③
圧縮強度試験
供試体の圧縮強度の測定
13週 コンクリート工学実験④
中性化判定試験
供試体コンクリートの中性化判定の実施
14週 まとめ① 各実験に関するプレゼンスライド作成
15週 まとめ② 各実験に関するプレゼン
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表合計
総合評価割合7525100
基礎的能力251035
専門的能力501565