工業数理

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 工業数理
科目番号 0039 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリントを配布する
担当教員 相場 大佑

到達目標

(1)ベクトルの内積・外積を理解して, これらを計算することができる。
(2)ベクトル解析における、ベクトル場、スカラー場、勾配、発散、回転という基本的な概念を理解し、それらを求めることができる。
(3)曲線の曲率を理解して, これらを計算することができる。
(4)線積分、面積分の計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ベクトル解析の概念を理解している。ベクトル解析の基本的な計算問題と、やや発展的な計算問題を解くことができる。ベクトル解析の基本的な概念を理解している。ベクトル解析の簡単な計算問題を解くことができる。ベクトル解析の基本的な概念が理解できていない。ベクトル解析の簡単な計算問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE JB1 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
本科で学習した微分積分学・線形代数学の復習を適宜行いながら、ベクトル解析を学習する。
本科では扱うことのなかった、曲線の曲がり具合を表す曲率なども扱う。
授業の進め方・方法:
(1)基本的には講義と問題演習を織り交ぜて行う。詳細は1回目のガイダンスで説明する。
(2)必要な教材はプリント等を配布する。
注意点:
授業外学修として、毎回予習をすること。
各授業ごとに課題を課し、それらの提出によって評価する。
100点満点で60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスおよび微分法の復習
【授業外学修】予習と課題に取り組む
微分法の意味を理解して、基本的な関数の微分を計算できる。
2週 積分法の復習
【授業外学修】予習と課題に取り組む
積分法の意味を理解して、基本的な積分の計算ができる。
3週 ベクトル
【授業外学修】予習と課題に取り組む
ベクトルの大きさ、媒介変数表示を理解している。
4週 曲線1
【授業外学修】予習と課題に取り組む
媒介変数表示された曲線の長さを計算できる。
5週 曲線2
【授業外学修】予習と課題に取り組む
媒介変数表示された曲線の接線ベクトルを理解して、求めることができる。
6週 曲線3
【授業外学修】予習と課題に取り組む
媒介変数表示された曲線の曲率ベクトルと曲率を理解している。
7週 曲線4
【授業外学修】予習と課題に取り組む
媒介変数表示された曲線の曲率ベクトルと曲率を理解して、具体的な計算問題を解くことができる。
8週 スカラー場の線積分
【授業外学修】予習と課題に取り組む
線積分を理解して、スカラー場の基本的な線積分の計算ができる。
2ndQ
9週 ベクトル場の線積分
【授業外学修】予習と課題に取り組む
線積分を理解して、ベクトル場の基本的な線積分の計算ができる。
10週 ベクトル場の線積分
【授業外学修】予習と課題に取り組む
ベクトル場の線積分の計算ができる。
11週 重積分
【授業外学修】予習と課題に取り組む
2重積分と3重積分を理解して、基本的な計算ができる。
12週 勾配
【授業外学修】予習と課題に取り組む
勾配ベクトルの意味を理解して、計算することができる。
13週 発散・回転1
【授業外学修】予習と課題に取り組む
発散と回転の意味を理解して、計算することができる。
14週 発散・回転
【授業外学修】予習と課題に取り組む
発散と回転の意味を理解して、計算することができる。
15週 ガウスの発散定理
【授業外学修】予習と課題に取り組む
ガウスの発散定理を理解して、基本的な計算ができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題レポート発表相互評価態度ポートフォリオ演習合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000