到達目標
各テーマのレポートにおいて,論理的に表現でき,基礎的な課題に対して記述できることで,学習・教育目標(D-2)の達成とする.また,発表会において,学習成果を適切な文章,図等で表現できることで,学習・教育目標(F-1)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 現象の解析方法,実験報告書について詳細に説明できる. | 現象の解析方法,実験報告書について説明できる. | 現象の解析方法,実験報告書について説明できない. |
評価項目2 | レポートにおいて,論理的な表現,基礎的な課題の記述を十分にできる. | レポートにおいて,論理的な表現,基礎的な課題の記述をできる. | レポートにおいて,論理的な表現,基礎的な課題の記述をできない. |
評価項目3 | 与えられた実験テーマを率先して効率的に遂行できる. | 与えられた実験テーマを遂行できる. | 与えられた実験テーマを遂行できない. |
学科の到達目標項目との関係
産業システム工学プログラム
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学習・教育目標 (D-2)
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学習・教育目標 (F-1)
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教育方法等
概要:
座学で得られる専門科目の知識を,実験を通して実際に体験することで,具体的に深く理解し,実際問題に活用できる応用力を身につける.また,現象の解析方法,実験報告書の書き方を習得する.
授業の進め方・方法:
・各実験毎に課題を出す.
・課題の提出が遅れないようにすること.
注意点:
<成績評価>(D-2)(90%):各テーマの課題について,工学的な内容を適切な書式で論理的に表現し,記述したものを決められた期限で提出することで評価する.各課題の重みは,同じである.
(F-1)(10%):発表会において,必要な資料を提示でき,発表または討論することで評価する.
(D-2)及び(F-1)ともに6割以上を獲得した者を合格とする.いずれかが6割に達していない場合不合格者となり,(D-2)及び(F-1)の合計点が60 点以上の場合は59 点とする.
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,機械工学科棟 各教員室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.非常勤講師については不在時に限り担任が担当.
<先修科目・後修科目>先修科目は工作実習Ⅱ,後修科目は卒業研究となる.
<備考>課題の提出が遅れないよう,余裕を持って取り組むこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
実験ガイダンス |
レポートの書き方などを理解できる.
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2週 |
顕微鏡組織 |
金属組織を現出させ観察することができる.
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3週 |
デジタル回路I |
真理値表,論理式,ゲートについて理解できる.
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4週 |
CAEを用いた応力解析 |
CAEを用いた応力解析の説明ができる.
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5週 |
直流回路 |
直流回路の基本知識を理解できる.
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6週 |
旋盤の切削抵抗・振動の測定 |
切削抵抗,騒音等の測定法と内容が理解できる.
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7週 |
エンジンの分解 |
ガソリンエンジンの仕組みを理解できる.
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8週 |
エンジンの性能試験 |
エンジンの性能および解析法が理解できる.
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2ndQ |
9週 |
デジタル回路II |
簡単なデジタル回路を作ることができる.
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10週 |
梁のたわみ試験とひずみ測定 |
歪ゲージを用いて歪を測定することができる.
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11週 |
鋼の焼入性試験 |
ジョミニー試験と焼き入れ性について理解できる.
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12週 |
三端子レギュレータの製作と実験 |
市販ICを用いた電源を製作することができる.
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13週 |
翼・自動車の可視化 |
翼のまわりの流れの様子を説明できる.
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14週 |
発表準備 |
発表用資料の作成ができる.
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15週 |
工学実験発表会 |
実験に関する理論的な説明と討論ができる.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
翼まわりの圧力分布 |
翼のまわりに働く揚力と抗力が理解できる.
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2週 |
X線回折法による金属の測定 |
X線回折装置により測定することができる.
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3週 |
H8マイコン実験 |
H8マイコンの機能を理解できる.
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4週 |
シーケンス制御Ⅰ |
シーケンス制御の基礎を理解できる.
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5週 |
旋盤における表面粗さ |
切削条件が仕上面粗さに及ぼす影響を説明できる.
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6週 |
材料の引張・硬さ試験 |
軟鋼の応力-歪曲線を説明することができる.
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7週 |
強制対流の熱伝達率の測定 |
熱伝達率測定法を理解できる.
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8週 |
ペルトン水車の性能試験 |
ペルトン水車の機構と性能を理解できる.
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4thQ |
9週 |
機械要素の振動計測とシミュレーション |
スペクトル分析により振動現象を理解できる.
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10週 |
シーケンス制御Ⅱ |
シーケンス制御の応用を理解できる.
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11週 |
薄板材の成形加工試験 |
成形加工性とその試験法が理解できる.
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12週 |
オシロスコープによる測定 |
オシロスコープの原理及び操作を理解できる.
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13週 |
発表準備 |
発表用資料の作成ができる.
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14週 |
工学実験発表会 |
実験に関する理論的な説明と討論ができる.
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15週 |
工学実験総括 |
実験のまとめができる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 90 | 10 | 100 |
配点 | 0 | 0 | 0 | 90 | 10 | 100 |