到達目標
内燃機関の各部の名称がわかり,それらの働き,構造が説明できる.ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの大きな違いを説明できることで学習・教育目標(D-1),(D-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
内燃機関の定義 | 内燃機関の基本的原理を理解し,説明することができる. | 内燃機関の基本的原理やエンジンの出力を理解している. | 内燃機関の基本的原理を理解できない. |
内燃機関による出力 | 内燃機関の出力を求めることができる. | 内燃機関の出力を説明することができる. | 内燃機関の出力を説明することができない. |
内燃機関の仕組み | 内燃機関の給排気・燃焼室や冷却系統について十分理解し説明できる. | 内燃機関の給排気・燃焼室や冷却系統について説明できる. | 内燃機関の給排気・燃焼室や冷却系統について説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
内燃機関は自動車,農業機械,船舶あるいはビル・病院の発電などの動力源として重要な役割を果たしている.内燃機関の原理,構造を中心にその特性を理解する.
授業の進め方・方法:
授業方法は講義を中心とする.
前期中間試験時期にレポートを,前期末試験時期にプレゼンテーションを課して成績を評価する.
この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.自主学習のためにレポート及びプレゼンテーションで評価する.
注意点:
<成績評価>レポート課題およびプレゼンテーションで評価する.学習・教育目標(D-1),(D-2)を評価し,合計の6割以上を獲得したものをこの科目の合格者とする.
<オフィスアワー>授業のある日の16:00~17:00 機械工学科棟1F 相馬教員室 (及び適宜対応する)
<先修科目・後修科目>先修科目は,熱力学,流体工学
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
内燃機関の基礎 |
内燃機関の位置づけを説明できる.
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2週 |
往復エンジンの作動原理 |
往復エンジンの作動原理を説明できる.
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3週 |
エンジンのサイクル |
エンジンの熱効率を説明できる
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4週 |
ガソリンエンジン(1) |
ガソリンエンジンの定義について説明できる.
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5週 |
ガソリンエンジン(2) |
ガソリンエンジンの特徴について説明できる.
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6週 |
ディーゼルエンジン(1) |
ディーゼルエンジンの定義について説明できる.
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7週 |
ディーゼルエンジン(2) |
ディーゼルエンジンの特徴について説明できる.
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8週 |
ガスタービン(1) |
ガスタービンの定義について説明できる.
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2ndQ |
9週 |
ガスタービン(2) |
ガスタービンの特徴について説明できる.
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10週 |
ガスタービン(3) |
ガスタービンについて説明できる.
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11週 |
発電用ガスタービン |
発電用ガスタービンの特徴について説明できる.
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12週 |
航空用エンジン(1) |
航空用エンジンの定義について説明できる.
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13週 |
航空用エンジン(2) |
航空用エンジンの特徴について説明できる.
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14週 |
プレゼンテーション(1) |
内燃機関について説明ができる.
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15週 |
プレゼンテーション(2) |
内燃機関について説明ができる.
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16週 |
レポートの返却等 |
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評価割合
| レポート | プレゼンテーション | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
配点 | 80 | 20 | 100 |