内燃機関

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 内燃機関
科目番号 0045 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書: 齋輝夫 著 「内燃機関工学入門」 オーム社出版
担当教員 相馬 顕子

到達目標

内燃機関の各部の名称がわかり,それらの働き,構造が説明できる.ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの大きな違いを説明できることで学習・教育目標(D-1),(D-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
内燃機関の定義内燃機関の基本的原理を理解し,説明することができる.内燃機関の基本的原理やエンジンの出力を理解している.内燃機関の基本的原理を理解できない.
内燃機関による出力内燃機関の出力を求めることができる.内燃機関の出力を説明することができる.内燃機関の出力を説明することができない.
内燃機関の仕組み内燃機関の給排気・燃焼室や冷却系統について十分理解し説明できる.内燃機関の給排気・燃焼室や冷却系統について説明できる.内燃機関の給排気・燃焼室や冷却系統について説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
内燃機関は自動車,農業機械,船舶あるいはビル・病院の発電などの動力源として重要な役割を果たしている.内燃機関の原理,構造を中心にその特性を理解する.
授業の進め方・方法:
授業方法は講義を中心とする.
前期中間試験時期にレポートを,前期末試験時期にプレゼンテーションを課して成績を評価する.
この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.自主学習のためにレポート及びプレゼンテーションで評価する.
注意点:
<成績評価>レポート課題およびプレゼンテーションで評価する.学習・教育目標(D-1),(D-2)を評価し,合計の6割以上を獲得したものをこの科目の合格者とする.
<オフィスアワー>授業のある日の16:00~17:00 機械工学科棟1F 相馬教員室 (及び適宜対応する)
<先修科目・後修科目>先修科目は,熱力学,流体工学

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 内燃機関の基礎 内燃機関の位置づけを説明できる.
2週 往復エンジンの作動原理 往復エンジンの作動原理を説明できる.
3週 エンジンのサイクル エンジンの熱効率を説明できる
4週 ガソリンエンジン(1) ガソリンエンジンの定義について説明できる.
5週 ガソリンエンジン(2) ガソリンエンジンの特徴について説明できる.
6週 ディーゼルエンジン(1) ディーゼルエンジンの定義について説明できる.
7週 ディーゼルエンジン(2) ディーゼルエンジンの特徴について説明できる.
8週 ガスタービン(1) ガスタービンの定義について説明できる.
2ndQ
9週 ガスタービン(2) ガスタービンの特徴について説明できる.
10週 ガスタービン(3) ガスタービンについて説明できる.
11週 発電用ガスタービン 発電用ガスタービンの特徴について説明できる.
12週 航空用エンジン(1) 航空用エンジンの定義について説明できる.
13週 航空用エンジン(2) 航空用エンジンの特徴について説明できる.
14週 プレゼンテーション(1) 内燃機関について説明ができる.
15週 プレゼンテーション(2) 内燃機関について説明ができる.
16週 レポートの返却等

評価割合

レポートプレゼンテーション合計
総合評価割合8020100
配点8020100