流体機械

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 流体機械
科目番号 0047 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教材:配付資料
担当教員 相馬 顕子

到達目標

代表的な流体機械の特徴と分類を説明でき,流体機械の応用問題を解答できることで学習・教育目標(D-1)(D-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
流体機械の分類流体機械の分類と相似則について説明できる.流体機械の分類について説明できる.流体機械の分類について説明できない.
送風機の圧縮機の理解送風機の性能について説明できる.送風機の構造について説明できる.送風機の説明ができない.
水車とポンプの機構と性能の理解水車とポンプの性能について説明できる.水車とポンプの構造について説明できる.水車とポンプの説明ができない.

学科の到達目標項目との関係

D D-1 説明 閉じる
D D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
流体機械の構造及び作動流体による分類法,そのなかの代表的な流体機械に対する理論(オイラーの式)について理解する.さらに,理論から流体機械の相似則を理解し応用できる.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とする.
・この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.
注意点:
<成績評価>発表(20%)及びレポート(80%)により100点満点で学習・教育目標(D-1)(D-2)を評価する.評価結果が60点以上で合格とする.
<オフィスアワー>講義日の16:00 ~ 17:00,授業担当教員の教員室他
<先修科目・後修科目>先修科目は,流体工学となる.
<備考>基礎的な数学,力学について理解していること.流体工学に関する基礎知識を習得していること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 流体機械の分類 構造および作動流体による分類について説明ができる.
2週 運動量理論 運動量理論を説明できる.
3週 相似則 相似則理論から流体機械の相似則が導ける.
4週 比速度 相似則から比速度を理解できる.
5週 ポンプの特性 ポンプの性能を理解できる.
6週 水車の特性 水車の性能を理解できる.
7週 送風機と圧縮機の概説 送風機と圧縮機を説明できる.
8週 送風機の仕事 送風機と圧縮機の仕事について説明できる.
4thQ
9週 送風機の効率 送風機と圧縮機の効率について説明できる.
10週 遠心送風機の特性 遠心送風機の性能について説明できる.
11週 圧縮機の特性 圧縮機の特性について説明できる.
12週 流体機械の選定(1) 各種機械を理解し,目的に合わせた機械を選定することが出来る.
13週 流体機械の選定(2) 各種機械を理解し,目的に合わせた機械を選定することが出来る.
14週 発表(1) 選定した機械について,説明ができる.
15週 発表(2) 他の人が選定した機械について説明を聞き,理解する事ができる.
16週 レポート 自ら選定した機械についてレポートにまとめ,自己評価を行うことができる.

評価割合

発表レポート合計
総合評価割合2080100
配点2080100