伝熱工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 伝熱工学Ⅱ
科目番号 0049 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:平田哲夫、田中誠、羽田喜昭 「例題でわかる 伝熱工学」森北出版
担当教員 羽田 喜昭

到達目標

熱伝導,熱伝達,熱輻射における熱移動の法則を理解し,それぞれの場合における熱移動量が求められることにより,教育目標の(D-1)および(D-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1熱伝導・熱伝達やそれらの伝熱量について求められる.熱伝導・熱伝達について説明できる.熱伝導・熱伝達に関する説明ができない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

産業システム工学プログラム 説明 閉じる
学習・教育目標 (D-1) 説明 閉じる
学習・教育目標 (D-2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
熱移動に関する基本的事項を理解する.熱伝導・対流およびそれらに関する基本的な伝熱量の計算方法について説明する.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし,演習問題や課題をだす.
・適宜,レポート課題を課すので,期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>試験(80%)と課題(20%)の合計100点満点で,(D-1)および(D-2)を評価し,その合計の60%以上を取得した学生を合格とする.
<オフィスアワー>授業のある 火曜日16:00~17:00 機械工学科棟2F 羽田教員室
<先修科目・後修科目>先修科目は流体工学,熱力学,伝熱工学Ⅰ

(学修単位科目には、以下の記述を追加.時間は授業時間に応じて要変更)
なお、本科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要です.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 熱伝導方程式 熱伝導方程式について説明できる.
2週 平板および円筒の熱伝導解析 平板および円筒の熱伝導解析について理解できる.
3週 円筒および多層円筒の熱通過 円筒および多層円筒の熱通過について説明できる.
4週 フィンの伝熱Ⅰ フィンの伝熱について説明できる.
5週 フィンの伝熱Ⅱ フィン効率について説明できる.
6週 非定常熱伝導 非定常熱伝導について説明できる.
7週 相変化を伴う熱伝導 相変化を伴う熱伝導について説明できる.
8週 対流伝熱の基礎方程式Ⅰ 対流伝熱の基礎方程式について説明できる.
4thQ
9週 対流伝熱の基礎方程式Ⅱ 平板の熱伝達について説明できる.
10週 各種物体周りの自然対流 各種物体周りの自然対流の説明ができる.
11週 各種物体周りの自然対流 各種物体周りの自然対流の説明ができる.
12週 凝縮熱伝達 凝縮熱伝達が説明できる.
13週 沸騰熱伝達 沸騰熱伝達が説明できる.
14週 熱交換器 熱交換器について説明できる.
15週 熱交換器 温度効率について説明できる
16週 学年末到達度試験

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合8000200100
配点8000200100