生産システム工学

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 生産システム工学
科目番号 0090 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:室津義定他 システム工学 森北出版株式会社
担当教員 柳澤 憲史

到達目標

生産現場において生産性や信頼性を高めるために様々な手法が提案されている.これらの方法を習得することによって学習教育目標の(D-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1システムの計画と評価が行える.システムの価値について説明ができる.システムの価値について説明ができない.
評価項目2システムの最適化を線形計画法を用いて行える.システムの最適化について説明ができる.システムの最適化について説明ができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
システムの計画,設計,運用などを行ううえでの手法を学ぶ.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし,演習問題や課題をだす.
・レポート課題を課すので,期限に遅れず提出すること.
この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として課題等を与える.
注意点:
<成績評価>4回のレポート課題(各25%)の合計100点満点で(D-2)を評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.
<オフィスアワー>授業日の12:00~12:45,機械工学科1F 柳澤教員室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>先修科目は創造工学実習、設計工学となる.
<備考>確率・統計の知識が必要であるため,復習をしておくこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 生産システムとは 生産システムとは何かを説明できる
2週 システム工学の背景 システム工学の背景を理解し説明できる
3週 システム工学の評価 システムの評価について説明できる
4週 経済性評価  システムの経済性評価ができる
5週 システムの計画 システムの計画について説明できる
6週 アローダイヤグラム アローダイヤグラムを理解し説明できる
7週 クリティカルパス クリティカルパスについて説明できる
8週 理解度確認1 システムの計画と評価について説明できる
2ndQ
9週 システムの最適化 システムの最適化について説明できる
10週 線形計画法 線形計画法の問題について説明できる
11週 シンプレックス法 シンプレックス法を用いて問題が解ける
12週 確率と統計の基礎1 確率分布について説明できる
13週 確率と統計の基礎2 確率分布について説明できる
14週 確率と統計の基礎3 回帰分析について説明できる
15週 理解度確認
16週 ※15週以外で試験等を行う場合は入力ください.

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合0001000100
配点0001000100