到達目標
1.定数,変数,四則演算,標準入出力を含んだプログラムを作成できる.
2.条件分岐を含んだプログラムを作成できる.
3.繰り返し処理を含んだプログラムを作成できる.
4.ファイル入出力や数値積分など,機械工学分野に関連した課題についてプログラムを 作成できる.
これらの内容を満足することで,学習・教育目標の(C-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
定数,変数,四則演算,標準入出力 | 論理的に正しいプログラムを作成できる | 文法的に正しいプログラムを作成できる | 文法的に正しいプログラムを作成できない |
条件分岐, 繰り返し処理 | 論理的に正しいプログラムを作成できる | 文法的に正しいプログラムを作成できる | 文法的に正しいプログラムを作成できない |
ファイル入出力, 数値積分 | 論理的に正しいプログラムを作成できる | 文法的に正しいプログラムを作成できる | 文法的に正しいプログラムを作成できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
コンピュータのプログラミングに関する基礎的概念を習得する.C 言語を習得して簡単な プログラミングを実習する.C言語に関する講義とプログラミング実習を中心に行う.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義と、それに沿った例題による演習で行う.
・適宜,レポート課題を課すので,期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>2回の定期試験(80%)と授業中に行う課題提出による平常点(20%)の合計100 点満点で (C-2)を評価し,合計の6 割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.ただし,各 定期試験の重みは同じとする.
<オフィスアワー>基本的には毎週火曜日16:00~17:00,機械工学科3F 計測準備室.
<先修科目・後修科目>先修科目は情報処理基礎,後修科目は数値計算法となる.
<備考>パーソナルコンピュータの基本操作についての知識が必要.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
情報処理とは・C言語とは |
情報処理の基本概念とC言語の文法の基本について理解できる.
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2週 |
定数・変数 |
定数,変数を使ったプログラムを作成できる.
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3週 |
四則演算 |
四則演算を使ったプログラムを作成できる.
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4週 |
標準入出力 |
標準入出力を含むプログラムを作成できる.
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5週 |
条件分岐 |
条件分岐を使ったプログラムを作成できる.
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6週 |
乱数 |
乱数を使ったプログラムを作成できる.
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7週 |
繰り返し処理 (1) |
for 文を使った繰り返し処理のプログラムを作成できる.
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8週 |
繰り返し処理 (2) |
while 文, do while 文を使った繰り返し処理のプログラムを作成できる.
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2ndQ |
9週 |
配列 |
配列,文字列を含むプログラムを作成できる.
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10週 |
関数 |
関数の作成と呼び出しを含んだプログラムを作成できる .
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11週 |
数学関数ライブラリの利用 |
数学関数ライブラリの関数を利用したプログラムを作成できる.
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12週 |
ポインタ |
ポインタを使ったプログラムを作成できる.
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13週 |
ファイル入出力 |
ファイル入出力を使ったプログラムを作成できる.
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14週 |
ポインタと配列の応用 |
配列を引数に使った関数などを含むプログラムを作成できる.
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15週 |
数値積分 |
台形法,シンプソン法による数値積分のプログラムを作成できる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
配点 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |