到達目標
メカトロニクスの概要を理解し説明できること,各種センサやアクチュエータについて説明できること,それらの制御方法について説明できることで学習・教育目標(D-1),(D-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | センサの種類,特徴を詳細に説明できる. | センサの種類,特徴を説明できる. | センサの種類,特徴を説明できない. |
評価項目2 | モータの種類,特徴を詳細に説明できる. | モータの種類,特徴を説明できる. | モータの種類,特徴を説明できない. |
評価項目3 | 空圧式,油圧式アクチュエータの種類,特徴を詳細に説明できる. | 空圧式,油圧式の種類,特徴を説明できる. | 空圧式,油圧式の種類,特徴を説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
メカトロニクスの代表的な構成要素である「センサ」や「アクチュエータ」の基本的な知識を学習する.そして特性を理解し,使用時に必要なるシステム構成について理解する.
授業の進め方・方法:
授業は講義を中心として進める.課題は期限に遅れずに提出すること.
この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として課題等を与える.
注意点:
<成績評価>定期試験(80%),課題(20%)の合計100点満点で(D-1)および(D-2)を総合評価し,合計の6割以上を獲得したものをこの科目の合格者とする.
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,機械工学科棟1F 小林教員室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>後修科目は制御工学となる.
<備考>電気工学,計測工学,情報処理についての一般的な基礎知識があること.
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
メカトロニクスとは |
メカトロニクスの基礎について説明できる.
|
2週 |
センサの特性について |
センサ全般の基礎知識とその特性について説明できる.
|
3週 |
センサの特性について |
センサ全般の基礎知識とその特性について説明できる.
|
4週 |
変位センサについて |
変位,角度,速度に関するセンサについて説明できる.
|
5週 |
変位センサについて |
変位,角度,速度に関するセンサについて説明できる.
|
6週 |
力センサについて |
力,ひずみに関するセンサについて説明できる.
|
7週 |
温度センサとスイッチについて |
温度,接触センサならびにスイッチについて説明できる.
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
アクチュエータの種類と特性について |
アクチュエータの種類と基本特性について説明できる.
|
10週 |
電気式アクチュエータの基礎について |
ACモータ,DCモータなどについて説明できる.
|
11週 |
電気式アクチュエータについて |
サーボモータ,ステッピングモータなどについて説明できる.
|
12週 |
電気式アクチュエータについて |
サーボモータ,ステッピングモータなどについて説明できる.
|
13週 |
機械式アクチュエータの基礎について |
エアシリンダ,オイルシリンダについて説明できる.
|
14週 |
機械式アクチュエータについて |
エアシリンダ,オイルシリンダの構造や特性について説明できる.
|
15週 |
機械式アクチュエータについて |
エアシリンダ,オイルシリンダの構造や特性について説明できる.
|
16週 |
前期末達成度試験 |
|
評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
配点 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |