流体機械

科目基礎情報

学校	長野工業高等専門学校	開講年度	令和04年度 (2022年度)
授業科目	流体機械
科目番号	0149	科目区分	専門 / 選択
授業形態	授業	単位の種別と単位数	学修単位: 2
開設学科	機械工学科	対象学年	5
開設期	前期	週時間数	2
教科書/教材	教材：配付資料
担当教員	戸谷 順信

到達目標

代表的な流体機械の特徴と分類を説明でき，流体機械の応用問題を回答できることで学習・教育目標（D-1）（D-2）の達成とする．

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
流体機械の分類	流体機械の分類と相似則について説明できる．	流体機械の分類について説明できる．	流体機械の分類について説明できない．
送風機の圧縮機の理解	送風機の性能について説明できる．	送風機の構造について説明できる．	送風機の説明ができない．
水車とポンプの機構と性能の理解	水車とポンプの性能について説明できる．	水車とポンプの構造について説明できる．	水車とポンプの説明ができない．

教育方法等

概要:

流体機械の構造及び作動流体による分類法，そのなかの代表的な流体機械に対する理論（オイラーの式）について理解する．さらに，理論から流体機械の相似則を理解し応用できる．

授業の進め方・方法:

・授業方法は講義を中心とする．
・レポート課題を課すので，期限に遅れず提出すること．
・この科目は学修単位科目であり，授業時間30時間に加えて，自学自習時間60時間が必要である．事前・事後学習として課題等を与える．

注意点:

＜成績評価＞定期試験（70%），レポート（30%）として100点満点で学習・教育目標（D-1）（D-2）を評価する．評価結果が60点以上で合格とする．
＜オフィスアワー＞
水曜日 16:00 ～ 17:00，担当窓口教員：相馬顕子准教授
＜先修科目・後修科目＞先修科目は，流体工学となる．
＜備考＞基礎的な数学，力学について理解していること．流体工学に関する基礎知識を習得していること．

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	流体機械の分類	構造および作動流体による分類について説明ができる．
		2週	送風機と圧縮機の概説	送風機と圧縮機を説明できる．
		3週	送風機の仕事	送風機と圧縮機の仕事について説明できる．
		4週	送風機の効率	送風機と圧縮機の効率について説明できる．
		5週	相似則	相似則理論から流体機械の相似則が導ける．
		6週	比速度	相似則から比速度を理解できる．
		7週	演習	与えられた課題について応用できる.
		8週	前期中間学習達成度試験
	2ndQ
		9週	運動量理論	運動量理論を理解できる．
		10週	遠心送風機と圧縮機	遠心送風機の性能について説明できる．
		11週	ポンプと水車	ポンプと水車の構造を理解できる．
		12週	ポンプの特性	ポンプの性能を理解できる．
		13週	水車の特性	水車の性能を理解できる．
		14週	演習	与えられた課題について応用できる.
		15週	前期末試験
		16週	まとめ	学習した内容を振り返り、自己評価を行うことができる.

評価割合

	試験	小テスト	平常点	レポート	その他	合計
総合評価割合	70	0	0	30	0	100
配点	70	0	0	30	0	100