到達目標
熱伝導,熱伝達における熱移動の法則を理解し,それぞれの場合における熱移動量が求められることにより,教育目標の(D-1)および(D-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
熱伝導 | 熱伝導量について求められる. | 熱伝導について説明できる. | 熱伝導について説明できない. |
熱伝達 | 熱伝導方程式を用いて熱伝達量が導出ができる. | 熱伝導方程式について説明できる. | 熱伝導方程式について説明できない. |
物体周りの熱伝達 | 平板,円管における熱伝達量を求められる. | 平板,円管における熱伝達量について説明できる. | 平板,円管における熱伝達量について説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
熱移動に関する基本的事項を理解する.熱伝導・対流熱伝達およびそれらに関する基本的な伝熱量について説明する.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とする.
・この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.自主学習のために課題を課す.
注意点:
<成績評価>試験及び課題の計100点満点で評価し,(D-1)および(D-2)を評価し,その合計の60%以上を取得した学生を合格とする.
<オフィスアワー>授業のある日の16:00~17:00 機械工学科棟1F 相馬教員室(その他適宜対応する)
<先修科目・後修科目>先修科目は流体工学,熱力学
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
伝熱の基本形態 |
伝熱の基本3形態を理解する.
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2週 |
熱伝導の基礎理論(1) |
フーリエの法則,熱伝導方程式を理解する.
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3週 |
熱伝導の基礎理論(2) |
フーリエの法則,熱伝導方程式を理解する.
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4週 |
定常熱伝導 |
1次元定常熱伝導を理解しその場合の伝熱量を求められる.
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5週 |
定常熱伝導 |
1次元定常熱伝導を理解しその場合の伝熱量を求められる.
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6週 |
熱伝達の基礎理(1) |
速度境界層について理解する.
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7週 |
熱伝達の基礎理(2) |
層流と乱流化における熱伝達を理解する..
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8週 |
熱伝達の基礎理(3) |
温度境界層について理解する.
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2ndQ |
9週 |
平板熱伝達(1) |
平板強制対流熱伝達の基礎について理解する.
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10週 |
平板熱伝達(2) |
境界層内の速度分布について理解する.
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11週 |
平板熱伝達(3) |
境界層内の温度分布について理解する.
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12週 |
円管内の対流熱伝達(1) |
円管内熱伝達の基礎について理解する.
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13週 |
円管内の対流熱伝達(2) |
壁温一定及び熱流束一定の違いについて理解する.
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14週 |
円管内の対流熱伝達(3) |
助走区間における熱伝達について理解する.
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15週 |
前期末達成度試験 |
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16週 |
達成度試験の返却及び解説 |
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評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
配点 | 80 | 20 | 100 |