到達目標
開設するすべての実験／実習テーマに対して，正しい手順・方法に従って実施するとともに，適切な内容（目的，原理，実験方法，結果，考察，報告事項 等）の報告書を提出することで，学習・教育目標（D-1）および（D-2）の達成とする．
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 応用的に実験機器の操作ができる | 指導書通りに実験機器の操作ができる | 指導書通りに実験機器の操作ができない |
| 評価項目2 | 応用的課題について説明できる | 実験の原理について説明できる | 実験の原理について説明できない |
| 評価項目3 | 分かりやすいレポート作成や高精度な成果物製作ができる | ルールを守ってレポート作成や成果物製作ができる | ルールを守ってレポート作成や成果物作製ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
先修科目に引き続き開設テーマの実施を通して，事前学習による実験内容の把握，適切な機器選択，正確な回路結線・データ収集，得られたデータの解釈，報告書作成，等の技術を修練する．
授業の進め方・方法:
授業方法は実習を中心とし，開設テーマごとに報告書の提出を課す．
注意点:
＜成績評価＞提出された報告書を50%，適切な実験実施（実験機器の適切な選択・使用，正確なデータ収集，等）を50%として，（D-1）および（D-2）を100点満点で評価する．60点以上獲得した者を合格とするが，未提出の報告書が残されている場合は成績の上限を59点とする．
＜オフィスアワー＞放課後 16:00 ～ 17:00，各担当教員室．この時間に限らず，教員の都合を確認のうえ必要に応じて来室することを妨げない．
＜先修科目・後修科目＞先修科目は電気電子工学実験I，後修科目は電気電子工学実験Ⅲとなる．
＜備考＞(1)実験当日までに実験指導書を読み，実験原理および内容を理解しておくこと，(2)電卓やグラフ用紙などを持参し，測定したデータをすぐにグラフ化すること，(3)報告書は原則次の実験開始前までに提出すること．
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
ガイダンス，報告書の作成方法(1) |
本授業の進め方および実験を安全・正確に実施する方法を理解できる．また，報告書の作成に必要なデータ整理方法と図面，グラフ，表の作成法が理解できる．
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| 2週 |
オシロスコープの使い方・交流実験(1) |
オシロスコープの使い方を学習し，各種電圧波形の観測・測定ができる．
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| 3週 |
オシロスコープの使い方・交流実験(2) |
オシロスコープの使い方を学習し，各種電圧波形の観測・測定ができる．
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| 4週 |
オシロスコープの使い方・交流実験(3) |
オシロスコープの使い方を学習し，各種電圧波形の観測・測定ができる．
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| 5週 |
オシロスコープの使い方・交流実験(4) |
オシロスコープの使い方を学習し，各種電圧波形の観測・測定ができる．
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| 6週 |
オシロスコープの使い方・交流実験(5) |
オシロスコープの使い方を学習し，各種電圧波形の観測・測定ができる．
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| 7週 |
オシロスコープの使い方・交流実験(6) |
オシロスコープの使い方を学習し，各種電圧波形の観測・測定ができる．
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| 8週 |
電気工事実習(1) |
屋内配線の単線図から複線図を描くことができる．
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| 2ndQ |
| 9週 |
電気工事実習(2) |
片切スイッチやレセプタクルの取付，電線の接続作業作業を行うことができる．
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| 10週 |
電気工事実習(3) |
第二種電気工事士試験の技能試験に出題される問題（作品）を安全性を考慮して製作することができる．
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| 11週 |
電気工事実習(4) |
第二種電気工事士試験の技能試験に出題される問題（作品）を安全性を考慮して製作することができる．
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| 12週 |
電気工事実習(5) |
第二種電気工事士試験の技能試験に出題される問題（作品）を安全性を考慮して製作することができる．
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| 13週 |
電気工事実習(6) |
第二種電気工事士試験の技能試験に出題される問題（作品）を安全性を考慮して製作することができる．
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| 14週 |
太陽光発電設備の発電特性(1) |
太陽光発電設備の発電特性のグラフを作成して，その特性を説明することができる．
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| 15週 |
太陽光発電設備の発電特性(2) |
太陽光発電設備の発電特性を説明することができる．また，結果についてグループディスカッションができる．
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| 16週 |
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
ガイダンス |
本授業の進め方および実験を安全・正確に実施する方法
を理解できる．
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| 2週 |
報告書の作成方法(2) |
より良い報告書にするための方法を自ら検討できる．また，ワープロや表計算ソフトを用いた報告書の作成法が理解できる．
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| 3週 |
各種センサの特性(1) |
各種センサの入出力特性について説明できる．
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| 4週 |
各種センサの特性(2) |
光センサ回路の作成とその動作を説明できる．
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| 5週 |
交流ブリッジ回路(1) |
交流ブリッジ回路を用いたインピーダンスの測定原理について説明できる．
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| 6週 |
交流ブリッジ回路(2) |
交流ブリッジ回路を用いたインピーダンスの測定原理について説明できる．
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| 7週 |
IHヒータの電力および効率特性(1) |
電力計を利用して,各種電気機器の電力,力率等の測定ができる．
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| 8週 |
IHヒータの電力および効率特性(2) |
IHヒーターの効率を計算することができる．
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| 4thQ |
| 9週 |
電子工作II(1) |
太陽電池の出力特性を測定することができる．
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| 10週 |
電子工作II(2) |
スーパーキャパシタの放電特性を測定することができる．
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| 11週 |
電子工作II(3) |
ソーラーカーの全体構成を考え製作することができる．
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| 12週 |
電子工作II(4) |
ソーラーカーの配線を行うことができる．
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| 13週 |
電子工作II(5) |
太陽電池から得られたエネルギーを用いてモータを回転させることができる．
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| 14週 |
電子工作II(6) |
製作したソーラーカーを調整し走行させることができる．
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| 15週 |
報告書の作成方法(3) |
これまでに作成・提出した実験報告書に対する指導を踏まえ，適切な報告書の構成・内容を理解できる．
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| 16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 0 | 0 | 50 | 50 | 0 | 100 |
| 配点 | ０ | 0 | 50 | 50 | 0 | 100 |