論理回路Ⅱ

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 論理回路Ⅱ
科目番号 0034 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:清水賢資,曽和将容「ディジタル回路の考え方」オーム社,参考書:相磯秀夫,松下温「電子計算機Ⅰ」コロナ社
担当教員 苅米 志帆乃

到達目標

ディジタル回路の基本素子である組合せ論理回路やフリップフロップを活用した応用回路について学習し,それらの回路についてしくみや動作および設計方法を説明できることで学習・教育目標の(D-1)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
応用的な論理回路の理解ディジタル回路の基本素子である組合せ論理回路やフリップフロップとそれらの回路についてしくみや動作および設計方法を応用できる.ディジタル回路の基本素子である組合せ論理回路やフリップフロップとそれらの回路についてしくみや動作および設計方法を説明できる.ディジタル回路の基本素子である組合せ論理回路やフリップフロップとそれらの回路についてしくみや動作および設計方法を説明できない.

学科の到達目標項目との関係

(D-1) 説明 閉じる
産業システム工学プログラム 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータの基礎となる組み合わせ回路やフリップ・フロップのしくみと動作を学習したうえで,その応用回路として各種機能回路や計算機に必要な基本的な構成回路および周辺回路のしくみと動作を習得する.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし,演習問題や課題を課す.
・適宜,レポート課題を課すので,期限に遅れず提出すること.
・この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として自ら予習・復習を行うとともに,与えられた課題等に取り組む.
注意点:
<成績評価>定期試験の成績(80%)レポート(20%)の合計 100 点満点で(D-1)を評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,電気電子工学科棟3F 苅米教員室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>専修科目は電子回路Ⅰで、後修科目は電気電子応用となる.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 組合せ回路 組合せ回路の構成と動作を説明できる.
2週 算術演算回路 比較回路の構成と動作を説明できる.
3週 算術演算回路 加算回路,減算回路および乗算回路のしくみと動作を説明できる
4週 順序回路 順序回路のしくみと動作を説明できる.
5週 順序回路 順序回路のしくみと動作を説明できる.
6週 同期式カウンタ 同期式カウンタ回路のしくみと動作を説明できる.
7週 非同期式カウンタ 非同期式カウンタ回路のしくみと動作を説明できる.
8週 まとめ
4thQ
9週 フリップフロップ フリップ・フロップ回路のしくみと動作を説明できる.
10週 シフトレジスタ シフトレジスタ回路のしくみと動作の演習をする.
11週 シフトレジスタ シフトレジスタ回路のしくみと動作の演習をする.
12週 デジタル回路 デジタル回路のしくみと動作の演習をする.
13週 デジタル回路 デジタル回路のしくみと動作の演習をする.
14週 演習
15週 達成度試験
16週 まとめ

評価割合

試験レポートその他合計
総合評価割合8020000100
配点8020000100