到達目標
下記の各内容を身につけることで,それぞれの学習・教育目標(D-2,F-1,G-1)の達成とする.
(D-2):習得した知識を応用して,研究遂行により得られたデータを適切な文書,図表,解釈をもって,卒業研究論文としてまとめあげることができる.(40%)
(F-1):卒業研究発表会において,適切な文章や図表を用いて作成したプレゼンテーション資料(予稿およびスライド)を利用して,発表・討論ができる.(20%)
(G-1):研究遂行の過程における必要な知識の習得を,主体的にかつ継続して取り組み,その成果を提示できる.(40%)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
研究テーマの背景,工学的意味の理解 | 自主的に研究テーマの背景や周辺知識,工学的意味をまとめ,説明できる. | 担当教員指導の下で,研究テーマの背景や工学的意味を説明できる. | 担当教員指導の下で,研究テーマの背景や工学的意味を説明できない. |
研究計画,実験,解析方法の検討 | 自主的に研究テーマを推進するための計画や実験・解析方法などを検討できる. | 担当教員の指導の下で,研究テーマを推進するための計画や実験・解析方法などの検討ができる. | 担当教員の指導に従わず,研究テーマを推進できない. |
研究成果の発表 | 自主的に技術的成果を正確な日本語で論理的な文書にまとめ,的確にプレゼンテーションすることができる. | 担当教員指導のもとで,技術的成果を論理的な文書にまとめ,プレゼンテーションすることができる. | 技術的成果を論理的な文書にまとめ,プレゼンテーションすることができない. |
学科の到達目標項目との関係
D D-2
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F F-1
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G G-1
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(D-2)
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(F-1)
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(G-1)
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産業システム工学プログラム
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教育方法等
概要:
当科目は5年間の集大成であり,指導教員から与えられた,あるいは自身で考案した研究テーマに対して,先行研究論文や資料等を調査し,これまでに習得してきた知識・技術を応用して,実験データの収集・解釈,研究成果発表までの活動を実施する.以上の活動を通して,「自主的に創意工夫して問題を解決する」能力を養う.
授業の進め方・方法:
授業方法は実習を中心とし,成果の確認として,研究成果発表会での発表・討論とその資料,ならびに卒業研究論文を課す.
注意点:
<成績評価>以下の学習・教育目標のいずれも6割以上獲得した者を合格とする(いずれかが6割未満の場合,成績の上限は59点となる);(D-2):卒業研究論文(40%),(F-1):卒業研究発表会(20%),(G-1):研究活動への取り組み(40%).
<オフィスアワー>教員との打ち合わせは卒業研究の時間中に随時可能であるが,この時間に限らず,教員の都合を確認のうえ必要に応じて来室することを妨げない.
<先修科目・後修科目>当科目に先修科目および後修科目は設定されていない.
<備考>研究活動にはこれまでの授業とは異なり,受け身の姿勢ではなく主体的かつ継続的な活動と,それを支える強い意思が求められる.具体的には,先行研究の文献調査,研究計画の立案,計画に沿った実験の実施,計画と照らし合わせた研究進捗の把握,期日の定められた研究成果発表に向けた計画的な準備,等が求められる.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
研究活動の準備(1) |
卒業研究で利用する実験室,装置,ソフトウェア等の適切な利用法を理解できる.
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2週 |
研究活動の準備(2) |
研究活動におけるデータ収集,研究活動の記録,研究進捗の報告,等の手順や留意事項を理解できる.
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3週 |
研究活動(1) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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4週 |
研究活動(2) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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5週 |
研究活動(3) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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6週 |
研究活動(4) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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7週 |
研究活動(5) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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8週 |
研究活動(6) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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2ndQ |
9週 |
研究活動(7) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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10週 |
研究活動(8) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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11週 |
研究活動(9) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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12週 |
研究活動(10) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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13週 |
研究活動(11) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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14週 |
研究活動(12) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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15週 |
研究活動(13) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
研究活動(14) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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2週 |
研究活動(15) |
自主的・計画的に文献調査,実験,収集データの記録・解釈,担当教員への報告,等の活動を遂行できる.
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3週 |
中間発表会準備(1) |
成果報告会にて提示する発表スライド資料を適切に作成できる.
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4週 |
中間発表会準備(2) |
成果報告会で適切な発表・討論ができるよう十分な準備・調整ができる.
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5週 |
卒業研究中間発表会 |
これまでに得られてきた実験データを適切な図表にまとめ,研究の背景,データの解釈,データから導き出した主張と共に発表・討論ができる.
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6週 |
研究活動(16) |
中間発表会で得たコメントやこれまでの研究成果を,これからの研究活動に生かすべく研究計画を再設定できる.
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7週 |
研究活動(17) |
卒業研究発表会や卒業論文を見据え,研究成果のまとめに向けた実験データ収集等の活動を遂行できる.
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8週 |
研究活動(18) |
卒業研究発表会や卒業論文を見据え,研究成果のまとめに向けた実験データ収集等の活動を遂行できる.
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4thQ |
9週 |
研究活動(19) |
卒業研究発表会や卒業論文を見据え,研究成果のまとめに向けた実験データ収集等の活動を遂行できる.
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10週 |
研究活動(20) |
卒業研究発表会や卒業論文を見据え,研究成果のまとめに向けた実験データ収集等の活動を遂行できる.
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11週 |
卒業研究発表会準備・卒業研究論文作成(1) |
成果報告会にて提示する発表スライド資料,ならびに卒業研究論文を,発表/提出期日に間に合わせるよう計画的に作成できる.
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12週 |
卒業研究発表会準備・卒業研究論文作成(2) |
成果報告会にて提示する発表スライド資料,ならびに卒業研究論文を,発表/提出期日に間に合わせるよう計画的に作成できる.
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13週 |
卒業研究発表会準備・卒業研究論文作成(3) |
成果報告会で適切な発表・討論ができるよう十分な準備・調整ができる.
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14週 |
卒業研究発表会 |
これまでに得られてきた実験データを適切な図表にまとめ,研究の背景,データの解釈,データから導き出した主張と共に発表・討論ができる.
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15週 |
卒業研究論文の作成・提出 |
これまでに作成してきた卒業論文へ,卒業研究発表会で得られたコメント等を加味して提出版を完成し,期日までに提出できる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 発表会 | 論文 | 研究への取り組み | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 20 | 40 | 40 | 100 |
配点 | 0 | 0 | 20 | 40 | 40 | 100 |