到達目標
システムの概念が説明でき,システムの分析・解析の基本を説明できる.またシステムの効率設計のためのシミュレーションや線形計画法を説明できることで(G-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 意志決定法および線形計画法について詳しく説明ができ,関連する計算問題の80%以上を解ける | 意志決定法および線形計画法の基本量について説明ができ,関連する計算問題の60%以上を解ける | 意志決定法および線形計画法の基本量について説明ができない.関連する計算問題を解けない |
評価項目2 | 確率・統計解析法および待ち行列理論について詳しく説明ができ,関連する計算問題の80%以上を解ける | 確率・統計解析法および待ち行列理論について説明ができ,関連する計算問題の60%以上を解ける
| 確率・統計解析法および待ち行列理論について説明ができない.関連する計算問題を解けない |
評価項目3 | シミュレーションおよびスケジューリング法について詳しく説明ができ,関連する計算問題の80%以上を解ける | シミュレーションおよびスケジューリング法について説明ができ,関連する計算問題の60%以上を解ける | シミュレーションおよびスケジューリング法について説明ができない.関連する計算問題を解けない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
階層化意志決定法、データの確立統計的な性質、線形計画法及びシミュレーションの基礎を学ぶ.
授業の進め方・方法:
授業方法は講義を中心とし,適宜,演習問題や課題を課すので,期限に遅れず提出すること.
この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として自ら予習・復習を行うとともに,与えられた課題等に取り組む.
注意点:
<成績評価>2 回の定期試験(60%)およびレポート(40%)の合計100点満点で(G-2)を評価し,合計の6割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.
<オフィスアワー>基本的には毎週火曜日16:00~17:00,機械工学科3F 計測準備室.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>
<備考>確率統計,表計算ソフトの取り扱いの知識が必要となる.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
システム工学とは |
システム工学の概念が理解できる.
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2週 |
階層化意志決定法(1) |
階層図を書くことができる.
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3週 |
階層化意志決定法(2) |
階層図を使って意思決定を行うことができる.
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4週 |
線形計画法(1) |
線形計画を連立法的式によって解くことができる.
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5週 |
線形計画法(2) |
線形計画をシンプレックス法によって解くことができる.
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6週 |
確率・統計解析法(1) |
事象を集合及びその演算によって表すことができる.
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7週 |
確率・統計解析法(2) |
正規分布の基本的性質が理解できる.
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8週 |
確率・統計解析法(3) |
二項分布,ポアソン分布を分析に利用することができる.
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4thQ |
9週 |
待ち行列理論(1) |
待ち行列の基本的性質が理解できる.
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10週 |
待ち行列理論(2) |
待ち行列の各種分析を行うことができる.
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11週 |
シミュレーション(1) |
シミュレーションを目的や手法によって分類することができる.
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12週 |
シミュレーション(2) |
モンテカルロ法でシミュレーションができる.またそれに関する簡単な表計算ができる.
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13週 |
シミュレーション(3) |
確率モデルを用いたシミュレーションができる.
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14週 |
スケジューリング法(1) |
スケジューリングの基本プロセスが理解できる.
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15週 |
スケジューリング法(2) |
アローダイアグラム法によってスケジューリングを行うことができる.
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16週 |
達成度試験 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
配点 | 70 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |