到達目標
マイクロコンピュータの構成を説明できること.2 進数および16 進数によるデータ表現ができること.論理演算,ビット操作ができること.ポート,AD・DA変換,タイマユニット,割込み処理を理解し,プログラムを作成できること.また,プログラムを実行し,処理の流れを説明できること.これらの内容を満たすことで(D-1)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
マイクロコンピュータの構成,2進数,16進数,論理演算 | マイクロコンピュータの構成を説明できる.2進数および16進数による数値表現,論理演算を応用できる. | マイクロコンピュータの構成を説明できる.2進数および16進数により数値を表現できる.論理演算ができる. | マイクロコンピュータの構成を説明できない.2進数および16進数により数値を表現できない.論理演算ができない. |
ポート,タイマユニット,AD・DA変換 | ポート,タイマユニット,AD・DA変換の使用方法を説明でき,プログラムの作成,実行に応用できる. | ポート,タイマユニット,AD・DA変換の使用方法を説明でき,プログラムの作成,実行ができる. | ポート,タイマユニット,AD・DA変換の使用方法を説明できない.プログラムを作成できない. |
割込み処理 | 割込み処理を説明でき,プログラムの作成,実行に応用できる. | 割込み処理を説明でき,プログラムの作成,実行ができる. | 割込み処理を説明できない.プログラムを作成できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
マイクロコンピュータの構成,2進数および16進数による数値の表現,ポート,AD・DA変換,タイマユニット,割込み処理の実現方法を学び,マイクロコンピュータを使用する上で基礎となる知識を習得する.
授業の進め方・方法:
授業方法は講義を中心とし,演習問題や課題を与える.実習を行う.
注意点:
<成績評価>試験または課題(80%),レポート(20%)の合計100 点満点で(D-1)を評価し,60 点以上を獲得した場合にこの科目を合格とする.ただし,各試験の重みは同じとする.レポートの重みは同じとする.
<オフィスアワー>放課後 16:00~17:00,電子制御工学科棟2階教員室.この他の時間にも必要に応じて来室してください.
<先修科目・後修科目>先修科目は電気基礎,後修科目はマイクロコンピュータⅡ,制御工学Ⅰとなる.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
マイクロコンピュータの構成 |
マイクロコンピュータの構成を説明できる.
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2週 |
H8マイクロコンピュータ |
H8マイクロコンピュータの構成を説明できる.
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3週 |
メモリ |
メモリの種類,特徴を説明できる.
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4週 |
CPU,レジスタ |
CPUの構成,レジスタの種類,役割を説明できる.
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5週 |
命令,アドレッシング |
命令の種類,アドレッシングを説明できる.
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6週 |
2 進数,16 進数(1) |
数を2 進数,16 進数で表すことができる.
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7週 |
2 進数,16 進数(2) |
数を2 進数,16 進数で表すことができる.
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8週 |
論理演算(1) |
論理演算やそれを応用したビット操作ができる.
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2ndQ |
9週 |
論理演算(2) |
論理演算やそれを応用したビット操作ができる.
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10週 |
ポート |
ポートの役割を説明できる.
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11週 |
ポートとLED |
LED とポートの接続回路を説明できる.
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12週 |
ポートとスイッチ |
スイッチとポートの接続回路を説明できる.
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13週 |
サブルーチン,スタック(1) |
サブルーチンの役割,実行の流れを説明できる.
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14週 |
サブルーチン,スタック(2) |
サブルーチンとスタックの関連を説明できる.
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15週 |
前期末達成度試験 |
学習内容に関する問題を解くことができる.
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16週 |
前期のまとめ |
理解が不十分であった内容を理解し,問題を解くことができる.
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後期 |
3rdQ |
1週 |
タイマユニットの動作(1) |
タイマユニットの構成を説明できる.
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2週 |
タイマユニットの動作(2) |
インターバルタイマの動作を説明できる.
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3週 |
タイマユニットのプログラム |
タイマユニットのプログラムを作成できる.
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4週 |
実習(1) |
タイマユニットのプログラムを実行できる.
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5週 |
実習(2) |
プログラムの動作を確認できる.
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6週 |
割込み処理(1) |
割込み処理の流れを説明できる.
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7週 |
割込み処理(2) |
割込み処理のプログラムを作成できる
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8週 |
タイマ割込み(1) |
タイマ割込みについて説明できる.
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4thQ |
9週 |
タイマ割込み(2) |
タイマ割込みのプログラムを作成できる.
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10週 |
実習(3) |
タイマ割込みのプログラムを実行できる.
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11週 |
実習(4) |
プログラムの動作を確認できる.
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12週 |
外部割込み |
外部割込みのプログラムを作成できる.
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13週 |
AD変換 |
AD変換について説明できる.
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14週 |
DA変換 |
DA変換について説明できる.
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15週 |
学年末達成度試験 |
学習内容に関する問題を解くことができる.
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16週 |
後期のまとめ |
理解が不十分であった内容を理解し,問題を解くことができる.
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
配点 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |