| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
材料力学の基礎,規格と単位 | 材料力学の強度設計上の役割
,SI単位系を理解して説明できる
. | 材料力学の強度設計上の役割,SI単位系を理解できる. | 材料力学の強度設計上の役割,SI単位系を理解できていない. |
応力とひずみ | 応力とひずみの定義・関係(フッ
クの法則)を理解し,基本的な荷
重(引張,圧縮,せん断)を受け
る単純形状部材の強度設計に応用
できる. | 応力とひずみの定義・関係(フックの法則)の説明,基本的な荷重(引張,圧縮,せん断)を受ける単純形状部材の応力やひずみなどの計算ができる. | 応力とひずみの定義・関係(フックの法則)の説明,応力やひずみなどの計算ができていない. |
材料の機械的特性,許容応力と安全率 | 各種材料の応力―ひずみ線図から
機械的特性を評価でき,使用応力
・許容応力・基準強さ・安全率の
関係を理解して強度設計に応用で
きる. | 各種材料の応力―ひずみ線図から機械的特性を理解でき,使用応力・許容応力・基準強さ・安全率の関係を説明できる. | 各種材料の応力―ひずみ線図, 機械的特性,使用応力・許容応力・基準強さ・安全率の関係を説明できていない. |
引張・圧縮 | 重ね合わせの法則を理解して引張
・圧縮の静定問題を解析し,強度
設計に応用できる.熱や自重の影
響を考慮した強度設計ができる. | 重ね合わせの法則を理解して引張・圧縮の静定問題を解析できる.熱や自重による応力と変形について理解できる. | 重ね合わせの法則を理解して引張・圧縮の静定問題が解析できていない.熱や自重による応力と変形について理解できていない. |
ひずみエネルギー法 | ひずみエネルギーと荷重・変位と
の関係を理解し,カスチリアノの
定理を引張・圧縮問題に応用でき
る. | ひずみエネルギーと荷重・変位との関係を理解し,カスチリアノの定理を説明できる. | ひずみエネルギーについて理解できていない. |
曲げ(はりの支持・種類) | はりの支持・種類について実際問
題との関係を理解し,反力・反モ
ーメントを求めることができる. | はりの支持・種類について理解し,反力・反モーメントを求めることができる. | はりの支持・種類,反力・反モーメントについて理解できていない. |
曲げ(SFD・BMD) | せん断力・曲げモーメントを求め
,せん断力図(SFD)・曲げモーメン
ト図(BMD)を描け,せん断力と曲
げモーメントの関係を理解できる. | せん断力・曲げモーメントを求め,せん断力図(SFD)・曲げモーメント図(BMD)を描くことができる. | せん断力図(SFD)・曲げモーメント図(BMD)を描くことができていない. |
曲げ(応力) | 曲げ変形・応力の関係,断面2次モ
ーメントと断面係数を理解し,曲
げ応力の解析を強度設計に応用で
きる. | 曲げ変形・応力の関係,断面2次モーメントと断面係数を理解し,曲げ応力の計算ができる. | 曲げ応力を求めることができていない. |
曲げ(たわみ) | たわみ曲線の微分方程式を理解し
,たわみ・たわみ角を求めて強度
設計に応用できる. | たわみ曲線の微分方程式を理解し,たわみ・たわみ角の計算ができる. | たわみ・たわみ角が計算できていない. |
曲げ(振動) | 振動の種類と調和振動および不減衰系の自由振動の運動方程式を理解し,曲げ振動に応用できる. | 振動の種類と調和振動および不減衰系の自由振動の運動方程式を理解し,説明できる. | 振動の種類と調和振動および不減衰系の自由振動の運動方程式を理解できていない. |
ねじり(変形・応力) | ねじり変形・応力の関係,断面2次
極モーメントと極断面係数を理解
し,ねじり問題に適用できる. | ねじり変形・応力の関係,断面2次極モーメントと極断面係数を理解し,最大せん断応力・ねじれ角などの計算ができる. | 最大せん断応力・ねじれ角などが計算できていない. |
ねじり(動力軸の設計) | 動力を伝達する軸の使用条件を考
慮し,強度・剛性の観点から必要
な軸径を決定できる. | 動力を伝達する軸の使用条件を考慮し,必要な軸径を求めことができる. | 伝動軸の必要な軸径を求めることができていない. |
組合せ応力(主応力・モールの応力円) | 組合せ応力における主応力の概念
を理解し,モールの応力円を描け
,主応力算出に応用できる. | 組合せ応力における主応力の概念を理解し,モールの応力円を描くことができる. | 主応力,モールの応力円について理解できていない. |
組合せ応力問題 | 曲げとねじりを同時に受ける場合
の相当曲げモーメント・相当ねじ
りモーメントを理解し,強度設計
に応用できる. | 曲げとねじりを同時に受ける場合の相当曲げモーメント・相当ねじりモーメントを理解し,応力や変形の計算ができる. | 曲げとねじりを同時に受ける場合の応力や変形が計算できていない. |