マイクロコンピュータII

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 マイクロコンピュータII
科目番号 0033 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:大須賀 威彦「マイコン入門講座」電波新聞社.実習についてはプリントを配布する.参考書:藤沢幸穂「H8マイコン完全マニュアル」オーム社など.
担当教員 中島 隆行

到達目標

マイクロコンピュータのタイマユニットの動作,割込み処理の実現方法を理解し,プログラムを作成できること.また,プログラムを実行し,処理の流れを説明できること.これらの内容を満たすことで(D-1)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (D-1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
タイマユニットの動作,割込み処理の実現方法を学び,マイコンを使用する上で基礎となる知識を習得する.
授業の進め方・方法:
授業方法は講義を中心とし,演習問題や課題をだす.実習用マイコンを用いて実習を行う.
注意点:
<成績評価>試験(80%),レポート(20%)の合計100 点満点で(D-1)を評価し,60 点以上を獲得した場合にこの科目を合格とする.ただし,各試験の重みは同じとする.レポートの重みは同じとする.
<オフィスアワー>放課後 16:00~17:00,電子制御工学科棟2F 第6教員室.この他の時間にも必要に応じて来室してください.
<先修科目・後修科目>先修科目はマイクロコンピュータⅠ,後修科目はマイクロコンピュータⅢ,制御工学Ⅰとなる.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 タイマユニットの動作(1) タイマユニットの構成を説明できる.
2週 タイマユニットの動作(2) インターバルタイマの動作を説明できる.
3週 タイマユニットのプログラム タイマユニットのプログラムを作成できる.
4週 実習(1) タイマユニットのプログラムを実行できる.
5週 実習(1) プログラムの動作を確認できる.
6週 割込み処理(1) 割込み処理の種類を説明できる.
7週 割込み処理(2) 割込み処理の流れを説明できる.
8週 理解度の確認 学習内容に関する問題を解くことができる.
2ndQ
9週 タイマ割込み(1) タイマ割込みについて説明できる.
10週 タイマ割込み(2) タイマ割込みのプログラムを作成できる.
11週 実習(2) タイマ割込みのプログラムを実行できる.
12週 実習(2) プログラムの動作を確認できる.
13週 外部割込み 外部割込みのプログラムを作成できる.
14週 実習(3) 外部割込みのプログラムを実行でき,動作を確認できる.
15週 理解度の確認 学習内容に関する問題を解くことができる.
16週

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合8000200100
配点8000200100